埼玉桶川でスカイダイビング事故-男性死亡

9月22日の午後、埼玉県桶川市川田谷の荒川河川敷でスカイダイビングをしていた男性が、空中でバランスを崩し着地に失敗。地面に落下しました。

男性は千葉県鎌ケ谷市くぬぎ山に住む自衛隊員、奥山大地さん(31)。その後、搬送先の病院でおよそ5時間半後に死亡が確認されました。

事故の詳細

奥山さんは埼玉県川島町の「東京スカイダイビングクラブ」に所属しており、22日の午前9時ころから同僚である自衛隊の仲間4人と、軽飛行機からのスカイダイビングを繰り返していました。

奥山さんが行なっていたスカイダイビングは、荒川河川敷近くにある民間の滑走路を飛び立った軽飛行機から、パラシュートを使用し降下するというもの。

そして朝から降下を繰り返していた奥山さんは午後4時45分ころ、数回目のフライトで1.4kmほど上空から飛び降りた際に、通常よりもスピードが出た状態で降下。着地に失敗して地面に強く叩きつけられました。病院に運ばれましたが全身を強く打っており、およそ5時間半後に死亡

上尾署によると、降下中にパラシュートは開いていたといい、奥山さんが減速のための旋回操作を誤り、バランスを崩したとみています。

奥山さんは陸上自衛隊習志野駐屯地所属の自衛官。同僚の方によると、奥山さんは350回以上の降下経験のあるベテランだったといいます。

上尾署は、奥山さんの旋回操作ミス、およびパラシュートに何らかのトラブルが起きていた可能性なども含め、事故の原因について調べを進めています。

現場付近の地図


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