100万円札で両替-大阪吹田で高校生ら逮捕

大阪府吹田市寿町1のタバコ店で11月4日、おもちゃの100万円札を渡し1万円札に見せかけて両替を依頼し、1000円札10枚を受け取ったとして、男子高校生ら2人が詐欺容疑で逮捕されていたことが分かりました。

逮捕されたのは、大阪府内の私立高校に通う1年生の男子生徒で、16歳と15歳の少年2人。
100万円札の画像
男子高校生らは11月4日の午前11時35分ころ、上に掲載している写真のようなおもちゃの100万円札を出し、「両替して」とタバコ店の男性店主(76)に両替をお願いしたといいます。

男性店主は偽物と気づかず、1000円札10枚を渡してしまいました。しかしその後、店主はよく見たら違うことに気づき、警察に通報。

緊急配備中の大阪府警吹田署員が、現場のタバコ店から2.5kmほど離れた路上で、店主から聞いた特徴に似た男子高校生らを発見し、職務質問。すると容疑を認めたことから、詐欺の容疑で逮捕しました。

男子高校生は「『コンビニやったらバレるやろう』ということでタバコ店に行った」「偽札は知人からもらった」などと供述しているということです。

通常であれば、偽札を使用した場合には「偽造通貨行使罪」が適用されますが、吹田署は「あまりにも稚拙で、偽札とは言えない」とし、詐欺容疑で逮捕したと発表しました。

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100万円札とは?

事件に使われた100万円札とは、おもしろグッズとして市販されている「百万円札メモ帳」というもの。
百万円札メモ帳
メモ帳は1万円札とほとんど同じ大きさとなっており、「壱万円」「百万円」「日本銀行券」「見本銀行券」と書き換えられていますが、印刷されている福沢諭吉の肖像はそっくりな作りとなっています。もちろん、透かしなどはありません。

しかし、店主の男性は目が悪かったといい、特に疑いもしなければ、パッと見た感じは1万円札と見間違えてもおかしくないような見た目をしています。

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店主男性や街の人の反応

被害にあった店主の男性(76)
「1万円分を取られたのは悔しいけどね。やはり(容疑者の少年にも)盗まないかん事情があったのかと思う。そういう世の中だからやっぱり、騙されたほうが悪かったみたいな、逆に。ワッハッハッハ(笑)」

街の人
「不景気の時には、そういうような悪知恵の働くバカがようけおんねん」
「しょうもないな…」
「ハッハッハッハッハ(笑)」

100万円札を見せた時の街の人の反応
「え、全然わかんなーい。え。え。」
「お年寄りは騙されるかも…。騙されるなこれは」
「1万円札見たことなかったんちゃう。欲しいわこれ…。ちょうだい」

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大阪府吹田市寿町1の地図


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