新宿区弁天町で傷害事件-殺人未遂視野に捜査

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・村田浩一郎容疑者を殺人未遂容疑で逮捕
・被害者男女は重傷を負ったものの命に別状はない

【6/11追記 – 犯人逮捕】
警視庁は6月11日、東京都新宿区南榎町に住む飲食店店長・村田浩一郎容疑者(50)を殺人未遂容疑で逮捕しました。

発表によると同日午後7時過ぎ、品川区内にいるところ発見、身柄を確保したということです。

村田浩一郎容疑者は警視庁の取り調べに対し「2人を刃物で切りつけたことには間違いないが、殺すつもりではなかった」などと供述し、容疑を一部否認。

警視庁は、事件に至った経緯などについて、さらに詳しく調べていく方針です。

傷害事件の詳細 – 新宿区弁天町(6/10執筆)

東京都新宿区弁天町の路上で6月10日未明、若い男女が知人の男に包丁で刺され重傷を負うなどする傷害事件が起きました。

午前2時10分ころ、「一緒に遊んでいた男に刃物で刺された」などと110番通報があったことで事件が発覚。刺されたのは、18歳の少年と20歳の女性です。

通報を受けて警視庁牛込署の警察官らが駆け付けたところ、2人の男女が血を流して路上に倒れており、2人はその後すぐに病院へ緊急搬送されました。

少年は腰など数ヶ所、女性は胸や腰など10ヵ所以上を刺され大ケガを負いましたが、いずれも命に別状はないということです。

牛込署の発表によると、この男女と犯人の男は知り合い同士で、事件直前まで3人一緒に飲食をしていたとのこと。

そして店から出て現場付近に移動したあと、いきなり2人を刃物で刺して逃走したということです。

逃げた男の特徴は、年齢50歳くらい・身長約170cm・小太り・黒いTシャツ・ジーンズ姿だったといいます。

刺された女性は病院に搬送される前に警察に対し「犯人とは知り合いで、一緒に酒を飲んでいてトラブルになった」などと話しています。

牛込署は殺人未遂容疑への切り替えも視野に、傷害事件として逃げた男の行方を捜索するとともに、事件に至った経緯についてさらに詳しく調べていく方針です。

なお、被害者である若い男女と加害者である30歳ほど年齢が離れた中年男性が、どういう関係だったのかは公表されていません。

知り合い同士ということから、無差別の通り魔事件といった類の事件ではありませんが、周辺住民の方は念のためご注意ください。

関連する犯罪の法定刑

傷害罪…15年以下の懲役または50万円以下の罰金
殺人未遂罪…死刑または無期もしくは5年以上の懲役

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傷害事件現場(新宿区弁天町)場所の地図

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