姫路市で中3女子中学生誘拐-富永篤史を逮捕

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兵庫県姫路市で、中学3年生の女子中学生(15)が16日間にわたり誘拐・監禁される事件が起きました。

この事件で兵庫県警姫路署は、姫路市北条口2丁目に住む無職・富永篤史容疑者(31)を未成年者誘拐の容疑で逮捕。

発表によると富永篤史容疑者は7月1日午後4時ころ、女子中学生に電話して「遊びにおいで」などと誘い出し、7月16日午後5時ころまでの16日間にわたり自宅に閉じ込めた疑いが持たれています。

女子中学生が自力で脱出し、家族に保護されたことで事件が発覚。

女子中学生は「キスされた」「着せ替え人形みたいに、色んな格好をさせられて写真を撮られた」「添い寝させられた」などと証言しており、わいせつ目的で誘拐した可能性もあるとみられています。

また、女子中学生が「帰りたい」と言って部屋から出ようとすると「あかん。おらす」などと言って頬を平手打ちされたり、富永篤史容疑者が外出する際には両手首を縛られたりしていたといいます。

一方で、食事や水分は与えられており、手首にすり傷があるものの大きなケガや衰弱などはみられていません。

富永篤史容疑者と女子中学生は、先月中旬に姫路市内のゲームセンターで出会い、そこで電話番号を交換。

誘拐された7月1日までにも、「家に面白いアニメのDVDがある」などと誘い、富永篤史容疑者の自宅で何度か会っていたということです。

女子中学生には、軽度の知的障害がありました。

警察での取り調べに対し富永篤史容疑者は「誘拐したことに間違いない」などと話し、容疑を認めています。

現場は、JR姫路駅から約500mほどの位置にあるマンション。

誘拐事件の流れや法定刑など

2人の出会い~誘拐事件までの流れ
時期 内容
2014/6中旬 富永篤史容疑者と女子中学生がゲームセンターで知り合う
2人が何度か富永篤史容疑者の自宅で遊ぶ
2014/7/1 「遊びにおいで」などと誘い、自宅に呼び出す
自宅に監禁する
2014/7/4 母親が姫路署に捜索願を提出
2014/7/16 富永篤史容疑者が外出している隙に、女子中学生が縛られていたコードを自力でほどき脱出。母親に携帯電話で連絡して保護される
2014/7/17
富永篤史容疑者を未成年者誘拐容疑で逮捕
事件の経緯や犯行動機など、詳しく捜査中

関連する犯罪の法定刑

未成年者誘拐罪…3月以上7年以下の懲役
わいせつ目的誘拐罪…1年以上10年以下の懲役
監禁罪…3月以上7年以下の懲役

Twitterでの関連投稿

誘拐事件現場付近(姫路市)場所の地図

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