西宮市の職員が自転車でひき逃げ事件-180日の車の免停処分

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兵庫県警西宮署は9月12日までに、自転車でひき逃げをした西宮市の職員の男(54)を過失傷害とひき逃げの容疑で書類送検し、さらに180日間の自動車運転免許停止としたことを発表しました。

西宮署の発表によると、男は今年3月12日の午前9時ころ、西宮市久保町に設けられた自転車道を走行中に、歩行者の女性(81)と衝突したということです。

女性はゴミ出しのため自転車道を横切ったといい、衝突の衝撃で転倒。体の痛みを訴えましたが、男はこれを無視して「危ないやないか!」と怒鳴り、救護せずに逃走したとのこと。

この事件で、女性は左手首骨折の重傷を負いました。

その後、西宮署は周辺に設置された防犯カメラの映像などから男を特定し、過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)の容疑で書類送検したということです。

警察での取り調べに対して男は「大したケガではないだろうと思った」などと供述しており、容疑を認めています。

自転車運転での事故を理由に車の運転免許を停止するケースは珍しく、高齢の女性に重傷を負わせたうえ怒鳴って逃走するなど、犯行内容が悪質だったために規定上最長の免停期間とした模様。

処分を受けたのは、西宮市下水道部の男性職員です。市は男の処分を検討。

関連する犯罪の法定刑

過失傷害罪…30万円以下の罰金又は科料
救護義務違反…5年以下の懲役または50万円以下の罰金

西宮市職員の事故に関するTwitterでの関連投稿

事件現場付近(西宮市久保町)場所の地図

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