熊谷市で殺人事件-19歳少年が両親刺し母親殺害、父親重傷

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埼玉県熊谷市で9月16日未明、19歳の少年が両親を刃物で刺し、母親が死亡・父親が重傷を負う殺人事件が起きました。

埼玉県警熊谷署の発表によると16日午前0時過ぎ、熊谷市に住む自称建設作業員の次男(19)は自宅1階で、母親(50)と父親(56)の首などを包丁で突き刺して殺害しようとした疑いが持たれています。

父親が119番通報したことで事件が発覚。消防から連絡を受けた熊谷署の警察官らが現場に駆けつけ、次男を殺人未遂の容疑で現行犯逮捕しました。

両親は病院へ運ばれましたが、母親が左胸を刺されており搬送先の病院で死亡、父親も首や右腕を刺され重傷です。

この家では次男と両親の3人暮らしで、長男は別居していたということです。両親は、農業を営んでいました。

警察での取り調べに対して次男は「父と母を刺したことに間違いはない」などと供述し、容疑を認めています。

熊谷署は殺人事件として、容疑を殺人に切り替えるとともに、事件に至った経緯や犯行動機など、さらに詳しく捜査を進めていく方針です。

関連する犯罪の法定刑(成人の場合)
殺人罪…死刑または無期もしくは5年以上の懲役

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