呉市広古新開で殺人事件-自衛官の岩田成生容疑者が妻の愛美さん殺害

■2014/10/20　12：07 最終更新■

広島県呉市広古新開６丁目で１０月２０日、海上自衛隊の呉基地に所属する自衛官が妻の首を絞めて殺害する殺人事件が起きました。

この事件で広島県警広署は、呉市広古新開６丁目に住む海上自衛隊第４護衛隊群司令部所属の１等海曹・岩田成生容疑者（３６）を殺人未遂容疑で緊急逮捕。岩田成生＝いわた しげお

発表によると岩田成生容疑者は２０日午前１時ころ、自宅で妻の岩田愛美さん（２５）の首を縄跳びで絞め、殺害しようとした疑いが持たれています。岩田愛美＝いわた まなみ

２０日午前２時ころ、岩田成生容疑者が自ら「なわとびで妻の首を絞めて殺した。息をしていない」などと110番通報したことで事件が発覚。

その後、岩田愛美さんは駆けつけた救急により病院へ運ばれましたが、搬送先の病院で死亡が確認されたということです。

警察での取り調べに対して岩田成生容疑者は「間違いありません」などと供述し、容疑を認めています。

広署は容疑を殺人未遂から殺人に切り替えるとともに、事件に至った経緯や犯行動機など、さらに詳しく捜査を進めていく方針です。

岩田愛美さんは、岩田成生容疑者からの暴力を相談していた

警察によると、岩田愛美さんは2012年10月ころ、広署に「夫から暴力を受けている」などと相談していたといいます。

しかし、約１ヶ月後の１１月に警察官が自宅をたずねたところ「夫に『警察に言った』と話したら、暴力はなくなった」などと話し、その後は特に被害相談など無かったとのこと。

事件直前も特に被害の相談などはなく、夫婦トラブルなど突発的なトラブルがあったのか、日常的に暴力を受けていたものの被害相談をしていなかったのか、現時点で詳細は不明。

関連法定刑

関連する犯罪の法定刑
殺人罪…死刑または無期もしくは５年以上の懲役

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