エボラ熱へ感染?リベリア渡航と嘘の119番通報-清水春輝容疑者を逮捕

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西アフリカのリベリアに渡航した後に38度の発熱があるなどと、エボラ熱への感染を疑わせる嘘の119番通報をしたとして、埼玉県警西入間署は11月13日、埼玉県在住の男を逮捕しました。

偽計業務妨害の容疑で逮捕されたのは、埼玉県毛呂山町岩井西に住む職業不詳の清水春輝容疑者(24)です。

発表によると清水春輝容疑者は11月11日午後6時半ころ、携帯電話を使って「半年くらい前から外国に行っていて、昨日日本に帰ってきた。リベリアに行ったかもしれない。熱が38度ある」などと119番通報し、エボラ熱への感染をにおわせる虚偽の申告をした疑いが持たれています。

この際、名前や住所なども虚偽の内容だったといいます。

これを受けて消防局は、本当にリベリアに渡航しているかどうか埼玉県坂戸保健所に連絡して真偽の確認を行うなど、業務を妨害されました。

また保健所の職員6人が防護服を着用して街中に出動する、県や病院が職員を呼び出すなど、11日深夜まで対応に追われ大変な騒動となりました。

なお、確認の結果、清水春輝容疑者はパスポートを持っていないことが判明。

警察での取り調べに対して清水春輝容疑者は「知人に携帯電話を貸したら、通報された。自分ではない」などと供述し、容疑を否認しています。

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日本でエボラ熱への感染が疑われた事例

日本国内ではこれまでに、エボラ熱への感染が疑われた事例が3件あります。

10月27日、リベリアから帰国した日系カナダ人の男性ジャーナリストが発熱。検査の結果、エボラウイルスは陰性。詳細:男性がエボラ熱に感染の疑い-リベリアから羽田空港に帰国

11月7日、リベリアから帰国した東京都町田市に住む60代男性が発熱。検査の結果、エボラウイルスは陰性。詳細:男性がエボラ熱に感染の疑い-リベリアから帰国 町田市で受診

11月7日、ギニアから日本へ旅行に訪れた20代のギニア人女性が発熱。検査の結果、エボラウイルスは陰性だったもののマラリア陽性。詳細:関西国際空港でエボラ熱の疑い-ギニア国籍の20代女性

なお、イタズラでエボラ熱への感染をにおわせる通報などをしたのは、今回逮捕された清水春輝容疑者が初のケースとみられています。

法定刑

エボラ熱に感染したという嘘の通報等をした場合、犯罪となります。

関連する犯罪の法定刑
偽計業務妨害罪…3年以下の懲役または50万円以下の罰金

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エボラ熱と嘘の通報…Twitterでの反応

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清水春輝容疑者の住む毛呂山町岩井西の地図

リベリアの地図

コメント掲示板

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  1. パテ職人

    頭がおかしいやつの仕業でした。バレバレ嘘つきは凶悪犯罪予備軍です。他に熱中するものがなくなってきている若者の悲しい末路としか言い様がない。

  2. 匿名

    馬鹿すぎ

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