千代田区神田和泉町で壁崩落事故-ビル解体工事現場で1人が下敷き

■2014/12/6　16：33 最終更新■

東京都千代田区神田和泉町のビル解体工事現場で１２月６日、壁が突然崩れて１人が下敷きになる事故が起きました。

「工事中に壁が倒れ、人が下敷きになっている」などと119番通報があったことで事故が発覚。

発表によると１２月６日午後１時１５分ころ、千代田区神田和泉町１丁目にある５階建てビルの４階部分で、３人の作業員が解体作業をしていたということです。

作業員らは北側のコンクリート壁を解体していましたが、突然一部の壁が倒れてきて、２３歳の男性作業員１人が下敷きになったとのこと。

事故発生から約３０分後に男性作業員は壁の下から救出されましたが、意識不明・心肺停止の重体です。

崩れた壁は高さ3m・幅2.5m・厚さ0.2mほど。下敷きになった男性以外に、ケガ人はいませんでした。

警視庁万世橋署は工事関係者らから事情を聴くとともに、事故が起きた原因などについて捜査を進めていく方針です。

壁の崩落事故が起きた現場は、JR秋葉原駅から北東方向に約300mほどの位置。

ビル解体中に壁崩落 下敷き作業員搬送 東京・神田

2014/12/6 15:00頃にANNnewsCHがYoutubeにアップロードした動画

ビル解体現場の作業員、壁の下敷きで意識不明

2014/12/6 16:00頃にTBS News-iがYoutubeにアップロードした動画

法定刑

関連する罪の法定刑
業務上過失致死傷罪…５年以下の懲役もしくは禁錮、または100万円以下の罰金

ビル解体工事現場の壁が崩れ下敷き…Twitterでの反応

事故現場付近（千代田区神田和泉町）場所の地図