津田中学校で暴行、体罰教師が男子中学生に傷害事件-トイレ密室ビンタ

■2015/12/16　14：38 最終更新■

愛媛県松山市北斎院町にある津田中学校で、教師が男子生徒に暴行を加えていたことが発覚しました。

発表によると１２月１０日午後、松山市北斎院町の市立津田中学校に通う中学１年の男子中学生（１２）が、４０代の男性教師から密室で約２０分間にわたり暴行を受けたということです。

事件が起きたのは放課後のことで、男子中学生が教室でボール遊びをしていたことに激昂し、トイレの個室へ連れ込んだとのこと。

男性教師はトイレのドアに鍵をかけて、密室状態にし約２０分間にわたり、ビンタや頭突きなど約２０回ほどの体罰を与えたとみられています。また、「殺してやろうか？」「耳を聞こえんようにしてやろうか」などといった暴言も浴びせました。

その後、男子中学生が帰宅する前に男性教師は「お子さんのほっぺたを叩いてしまった。申し訳ありません」などと謝罪したといいます。

これに対して母親は当初、「ふざけていた自分の息子が悪いため、少し叩かれるくらいは問題ない」と思っていたということですが、帰ってきた息子の姿を見て衝撃を受けました。

暴行を受けた男子中学生、２週間の治療が必要

暴行を受けた男子中学生は、ほっぺたが酷く腫れて赤くなるなど、強い暴行を受けた形跡が残っていました。また、病院へ行くと「顔面打撲や頭部打撲で２週間の治療が必要」と診断されたということです。

被害者の男子中学生は暴行を受けて以降、学校には通っておらず、今後についても「怖くて行きたくない」などと話している模様。

また母親は「夜中に起きて下痢をしてる。たぶん精神的なものでは」「教師である資格はない。見て見ぬふりをした人も一緒」などと怒りを露わにしています。

問題の教師については、過去にも体罰を行っていたことが発覚しました。

既に警察も動いており、男性教師から事情を聴くなど傷害容疑での立件も視野に捜査を進めています。

津田中学校に通う男子生徒、体罰を受け腫れた顔の画像

謝罪に訪れた体罰教師と男子生徒の母親との会話

罪に問われる可能性のある罪

松山市立津田中学校で体罰、暴行事件…Twitterでの反応

愛媛県松山市にある津田中学校で中学１年生の男子生徒が体罰を受けた暴行事件について、Twitter上でも様々な意見がみられました。

事件現場（愛媛県松山市北斎院町）場所の地図

以下、事件が起きた現場・愛媛県松山市北斎院町１１０６「津田中学校」の地図（Googleマップ）。