自衛隊タンクローリー横転事故、熊本に救援中 栃木県矢板市の高速道路

■2016/4/19　18：29 最終更新■

栃木県矢板市の高速道路で４月１９日、熊本地震の救援に向かっていた自衛隊のタンクローリーが横転する事故が起きました。

発表によると４月１９日午前１１時５０分ころ、栃木県矢板市の東北縦貫自動車道で「自衛隊のタンクローリーが横転している」と１１０番通報があったということです。

この通報を受け駆けつけた栃木県警の警察官らによると、東北縦貫自動車道で横転していたのは、熊本県で起きた地震で北海道真駒内駐屯地から救援に向かっていた陸上自衛隊のタンクローリーで、矢板北パーキングエリアに入ろうとした際、入り口付近で横転したということです。

事故現場周辺に軽油が漏れ出したため、警察は一部の車線を規制しましたが、通行止めにはなっていません。

自衛隊タンクローリーには軽油６０００リットルが積まれており、地震があった熊本県の支援に向けて、４月１７日に北海道を出発し運んでいたということです。２０日夜には熊本へ到着する予定でした。

栃木県警高速隊によると、自衛隊タンクローリーには男性自衛隊員２人が乗っており、助手席に座っていた男性自衛隊員（２０）が腕を打撲するなどの軽傷です。

栃木県警は道路交通法を守って走行していたかどうかなど、事故が起きた原因や当時の状況などについて詳しく調べていく方針です。

“熊本へ災害派遣中”　自衛隊のタンクローリー横転

2016/4/19 15:00頃にANNnewsCHがYoutubeにアップロードした動画

関連法定刑

高速道路で自衛隊タンクローリー横転事故…Twitterでの反応

栃木県矢板市の東北縦貫自動車道で、熊本地震の救援のため北海道からガソリンを運んでいた自衛隊タンクローリーが横転した事故について、Twitter上でも大変な話題となっていました。

横転事故現場「矢板北パーキングエリア下り線」場所の地図

以下、自衛隊タンクローリーがパーキングエリア入り口付近で横転した事故現場付近・栃木県矢板市下太田６５９−１「矢板北パーキングエリア下り線」の地図（Googleマップ）。