水戸市笠原町の高校で食中毒に集団感染 22人の生徒が症状訴える

最終更新■

茨城県水戸市笠原町の高校で、部活内のバーベキューに参加した生徒が下痢や腹痛など、集団食中毒の症状を訴えていたことがわかりました。

発表によりますと5月25日、水戸市笠原町の緑岡高校の校内でバーベキューを行った際、陸上部の部員52人と教員1人の計53人のうち、22人の部員が下痢や腹痛など、食中毒の症状を訴えたということです。

水戸保健所によりますと、症状を訴えた生徒らを診察した結果、食中毒の原因となる細菌の「カンピロバクター」が検出されたということです。カンピロバクターは、生の豚肉や鶏肉などに含まれており、細菌が少量でも感染する可能性があるということです。

生徒らは、バーベキューで豚肉や鶏肉などを焼いて食べていたということで、水戸保健所はこの食中毒の原因はバーベキューによる可能性が高いとみられています。この食中毒で幸い入院した生徒はおらず、いずれも症状は回復している模様。

緑岡高校の教頭は取材に対して「本当に申し訳ない。衛生管理を徹底し、再発防止に努めます」などと話しています。

水戸保健所は豚肉や鶏肉を調理する際は十分に火を通すように呼び掛けています。

水戸市笠原町の高校で食中毒、生徒22人が感染…Twitterでの反応

水戸市笠原町の緑岡高校でバーベキューを行った際、22人の生徒が下痢や腹痛の症状を訴えた食中毒の集団感染について、Twitter上でも大変な話題となっていました。

食中毒のあった高校(茨城県水戸市笠原町)場所の地図

以下、食中毒の集団感染のあった高校・茨城県水戸市笠原町1284「茨城県立緑岡高等学校」の地図(Googleマップ)。

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