八王子市暁町の工事現場で感電事故 電線に接触してしまい4人死傷

■2016/9/10　20：06 最終更新■

東京都八王子市暁町の工場現場で９月１０日、作業員らが感電し４人が死傷する事故が起きました。

発表によりますと９月１０日正午ころ、八王子市暁町の工事現場で、工事関係者から「作業員が感電してしまい意識がない」などと、消防局に１１９番通報があったということです。

この通報を受け救急隊や警察官らが現場に駆けつけたところ、作業員の男性４人が感電して倒れていたということです。

その後、４人は病院に救急搬送され、搬送先の病院で治療を受けましたが、このうち５０代の男性が事故発生から約２時間後に死亡が確認されました。また、３０代の男性が意識不明の重体で、他の３０代と４０代の男性２人は体がしびれるなどの軽傷を負いました。

警視庁八王子署によりますと、作業員らは５人で緑地の法面を補強するため、長さ約６mの鉄の棒を地面に埋め込む作業をしていた際、鉄の棒が誤って電線に触れてしまい感電したということです。

この感電事故でインターネット上では「電線ってそんなに危ないの」「感電はこわすぎる」「電線って何ボルトくらいあるのかな」「こんな現場で絶対働きたくない」などと様々な声が多数見られました。

八王子署は業務上過失致死傷の疑いもあるとして、この工事現場の責任者などから事情を聴くとともに、当時の現場の状況などについて詳しく調べています。

八王子市暁町の工事現場で感電事故、電線に鉄の棒があたり4人死傷…Twitterでの反応

八王子市暁町の工事現場で、作業員の男性４人が感電した事故で、業務上過失致死傷の疑いもあることなどから、Twitter上でも大変な話題となっていました。

感電事故現場付近（東京都八王子市暁町）場所の地図

以下、感電事故があり４人が死傷した現場付近・東京都八王子市暁町の地図（Googleマップ）。