みやま市で殺人未遂事件 包丁男が押し入り木刀で応戦 近所トラブルか

■2017/4/8　13：05 最終更新■

福岡県みやま市の住宅で、包丁を持って押し入り、男性を切りつけて殺害しようとしたとして、福岡県警柳川署は４月７日、殺人未遂の疑いで７０代の男を現行犯逮捕しました。

殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、自称無職・井口春喜容疑者（７８）です。

発表によりますと井口春喜容疑者は４月７日午後６時５０分ころ、みやま市の住宅で、包丁（刃渡り１７㎝）を持って窓ガラスを割り侵入し、この家に住む無職の男性（７４）に対して「打ち殺すぞ」などと脅し、殺害しようとした疑いが持たれています。

井口春喜容疑者が侵入してきた際、男性は木刀で応戦、助けに入った男女２人と男性の計３人で井口春喜容疑者を取り押さえたということです。

その後、男性らが「包丁を持って侵入してきた男を取り押さえた」などと、福岡県警柳川署に１１０番通報したことで事件が発覚。

この通報を受け警察官や救急隊などが現場に駆けつけたところ、井口春喜容疑者が男女３人に取り押さえられていたということです。井口春喜容疑者は警察官らに引き渡され、その場で現行犯逮捕されました。

この事件で男性は、井口春喜容疑者の所持していた包丁を素手で掴んだことで、手に切り傷を負いました。

柳川署によりますと、井口春喜容疑者と男性との間に近所トラブルがあったことで、事件に発展したとみて調べているということです。

この殺人未遂事件に対してインターネット上では「包丁VS木刀の勝負か」「近所トラブルでの事件多いな」「木刀の方が強そう」「近所とは上手く付き合いしないと大変」などと様々な声が多数見られました。

柳川署は殺人未遂事件として、井口春喜容疑者から事情を聴くとともに、事件に至った経緯や犯行動機などについて詳しく捜査を進める方針です。

みやま市で殺人未遂事件、包丁男に木刀で応戦…Twitterでの反応

みやま市の住宅で、包丁男が窓ガラスを割って侵入し、この家に住む男性を殺害しようとした殺人未遂事件について、Twitter上でも大変な話題となっていました。

殺人未遂現場付近（福岡県みやま市）場所の地図

以下、包丁男に木刀で応戦した殺人未遂事件現場付近・福岡県みやま市の地図（Googleマップ）。