東京ドームシティで作業員が一酸化炭素中毒 ジオポリス閉鎖で公演中止

■2018/9/15　16：56 最終更新■

東京都文京区後楽の東京ドームシティで９月１５日、一酸化炭素が発生し作業員７人が体調不良を訴える事故が起きました。

発表によりますと９月１５日午前３時ころ、文京区後楽にある都市型エンターテインメントゾーン「東京ドームシティ アトラクションズ」内の遊戯施設「ジオポリス」の地下１階の改装工事現場で、作業員７人が体調不良を訴えたということです。

その後、作業員７人は病院で受診を受けたところ、１人は９日間の入院と診断され、１人は軽症でした。また、他の作業員５人に異常はありませんでした。

作業員らを診断した後、病院が消防に１１９番通報したことで発覚しました。

この通報を受け消防隊が現場に駆けつけ調べたことろ、作業員らがいた改装工事現場から一酸化炭素が検出されました。　

当時、現場では作業員１１人が発電機を使ってコンクリートを解体する作業を行っており、作業終了後に作業員らが体調不良を訴えたということです。

一酸化炭素が検出された影響で、ドームシティの一角にあるヒーローショー劇場などが入る「ジオポリス」は同日、立ち入り禁止となっています。

また、１５日予定されていたヒーローショーの公演が中止されました。

以下は、Twitterユーザーが一酸化炭素が検出された東京ドームシティの様子を撮影し投稿したものです。

画像出典：https://twitter.com/hebi05010/status/1040795217845116929

警察や消防は、現場の換気の状況などに問題は無かったのかなどについて詳しく調べています。

東京ドームシティで一酸化炭素を検出…Twitterでの反応

東京ドームシティのジオポリスで、一酸化炭素が発生し作業員７人が体調不良を訴えた、Twitter上でも大変な話題となっていました。

一酸化炭素発生場所（東京都文京区後楽）場所の地図

以下、一酸化炭素が発生し作業員らが体調不良を訴えた場所・東京都文京区後楽１丁目３−６１「Tokyo Dome City」の地図（Googleマップ）。