北九州市八幡西区折尾で傷害事件-女性刺される

■2014/7/26　14：49 最終更新■

福岡県北九州市八幡西区折尾３丁目にあるマンションの駐車場で７月２５日、女性会社員（４８）が２人組の男に刃物で刺される傷害事件が起きました。

同日午後１０時１０分ころ、女性から「男に突き飛ばされて、出血している」などと110番通報があったことで事件が発覚。

福岡県警の発表によると、女性が駐車場に止めた車から降りたところで、２人組の男らが無言でいきなり後ろから突き飛ばしてきたといいます。

男らは女性を襲った後、逃走しました。

逃げた男らのうち１人の特徴は、身長約１６０～１６５ｃｍ・ジーンズ・黒いニット帽・白いマスクを着用していたとのこと。もう１人の特徴は分かっていません。

この事件で、女性は肩や腰に刺し傷を負いましたが、比較的軽傷で命に別状はありません。

被害者の女性は十数年前、1998年に射殺された元脇之浦漁協組合長が関係する企業で、事務員として働いていた過去があるということです。

脇之浦漁協を巡っては2013年～2014年にかけて関係者が相次いで襲われる事件が続いており、去年１２月には元脇之浦漁協組合長の弟が射殺される事件（北九州若松区で発砲事件、男性死亡-福岡）が起きており、今年５月にはこの男性の親族が刺される殺人未遂事件（九州歯科大学近くで殺傷事件か-小倉北区真鶴）が起きています。

2013年～2014年のこれらの事件に関して、福岡県警は指定暴力団工藤会の関係先を家宅捜索していますが、いずれも犯人は捕まっていません。

福岡県警は今回の傷害事件も含めた３件の事件は、関連性があることを視野に入れて捜査を進めています。

現場は、JR折尾駅から北方向に約３００ｍほどの位置にある住宅街の高台にあるマンション。

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傷害事件現場付近（北九州市八幡西区折尾3）場所の地図