東京医科歯科大学附属病院で殺人未遂事件 大学生が医師を刺し刺傷

■2017/5/09　12：37 最終更新■

東京都文京区の東京医科歯科で５月９日、歯科医師の男性が大学生に刺される殺人未遂事件が起きました。

発表によると５月９日午前１０時半過ぎころ、東京都文京区湯島１丁目にある東京医科歯科大学歯学部附属病院で「医師が刃物で刺された」などと１１０番通報があったということです。

これを受けて警視庁本富士署の警察官らが現場に駆けつけたところ、４０代の歯科医師の男性が刃物で刺された状態で見つかりました。

男性医師は意識があり、幸い命に別状はないとみられていますが、首など複数箇所を刺されており重傷です。東京医科歯科大学の病院で治療を受けている模様。

テレビ朝日では当初「女医が研修医に刺された」と報じられましたが、実際の被害者は男性医師だということです。

当時、男性医師は一般患者を診療中で、男が突然診察室に入ってき刺したとのこと。

容疑者は現場の大学に通う３０代の学生の男で、現在のところ事件に至った経緯や犯行動機など詳しいことはわかっていません。

警視庁は殺人未遂事件として、男から詳しく事情を聴くなど、当時の状況などについて捜査を進めています。

現場は、ＪＲ御茶ノ水駅の北側にある大学で、病院や学校などが立ち並ぶ一角。

東京医科歯科大学歯学部附属病院で学生が医者を刺す殺人未遂事件…Twitterでの反応

東京医科歯科大学に通う大学生が同病院の医師を刺した殺人未遂事件について、当初は研修医が女医を刺したと誤報が流れるなどしたことから、Twitter上でも大変な話題となっていました。

刺傷事件現場（東京都文京区湯島）場所の地図

研修医または大学生が医師を刺した刺傷事件現場・東京都文京区湯島１丁目１−５−４５「東京医科歯科大学歯学部附属病院」の地図（Googleマップ）。