会社会長1400万円強盗事件-北海道札幌南区
8月20日の午前3時15分ころ、北海道札幌市南区澄川4の8で、不動産会社の会長である大友正吾さん(95)の家に3人組の男が押し入りました。
住み込みの家政婦(64)から「強盗に入られた。3人組に現金を奪われた」と110番通報があり発覚。
男らは家政婦の女性2人の手足を縛り、3階で寝ていた大友さんを起こした上で2階にある金庫を開けさせ、金庫やバッグに入った現金およそ1400万を奪って逃走しました。
大友さんや女性ら2人にケガは無いということです。
警察は強盗事件として、犯人の行方を追っています。
事件の詳細
大友さん宅は3階建ての1軒屋。
3人組は、1階にある家政婦の寝室の無施錠の窓から侵入しました。事件当時、暑さをしのぐために20cmほど窓が開けられていたそうです。
大友さんが3階、家政婦1人が1階、家政婦1人が3階で就寝中で、3人組は家に押し入ったあと布テープで家政婦2人の目と口をふさぎ、手足を縛った上、2人の手足を結束バンドでつないだといいます。
さらに、大友さんの口を布テープでふさぎ、2階のプッシュボタン式の金庫の暗証番号と鍵を開けさせました。金庫には約1300万円があったとみられています。
また、3人組は居間にあった大友さんのセカンドバッグからも現金約100万円を奪って逃走。車が走り去る音が聞こえたといいます。
その後、家政婦が自力でテープを外し、110番通報しました。
札幌南署は、男らの行動などから、侵入時間が午前2時過ぎだったとみています。
大友さん宅には防犯カメラが設置されていましたが、事件当時は録画されていなかったといいます。
また家政婦の「男は片言の日本語で、アジア系外国人のようだった」という証言から、犯人の一部(または全員)は外国人であった可能性もあるとみて、強盗事件として調べています。
犯人の特徴
・1人は身長170cmくらいの中肉の男。黒い上下に、メガネ・白いタオルで顔を覆っていた。
・1人は身長170cmくらいで黒い長袖トレーナーを着用。
・3人組のうち1人は「何人いるんだ。僕は何もしないよ」などと片言の日本語で家政婦に話した。
大友さんや親族からの話
大友さん
「寝ているところに来た。口をふさがれ、一緒に(2階に)降りてきて金庫に行った。金を取りに来たんだから金さえ渡せば素直に帰ると思ったが、その通りだった」
「(金の場所はどこだ?など)何も聞かない。金だろうと思って俺が下りてきて、一緒にな。それで金庫を開けて金を渡した」
「金取りに来たんだからな、危害を加えたわけじゃないから、特別感情はない。捕まってほしい。1日も早くな」
住み込みの家政婦
「窓から飛び込んできた。LEDのペンライトをかざして。チャンネル(テレビのリモコン)でぶん殴ってやろうと思ったんだけど、すぐに取られて押さえられて、こういう状態にもってかれた(縛られた)。『(家に)何人いる?』と言われたから、3人と言った。そしたら『嘘ついたら殺すぞ』と」
「(犯人逃走後)会長さんが心配して『オーイオーイ』と声を出した。階段をかけ上がって金庫室に行って椅子に座ったら金庫が開いた状態。
(金庫の中は)からっぽ」
大友さんの親族
(”家に防犯カメラはつけている?”という問いに対して)「ありますよ、あそこに。確か2つくらいつけてるんじゃないですかね。玄関のところとか」
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結局捕まってないのか、この犯人。
被害者のおじいさんが凄い良い人過ぎて、「お金は戻ってこなくて良い」とか言ってたし、警察がそれ真に受けて本気で捜査してないんかな。悲しい…