姉に頼まれ殺害、弟の三木順二を嘱託殺人で逮捕
■ 最終更新■
速報情報 – 随時更新
・1/10速報-検察は懲役４年を求刑。判決は1月24日に言い渡される予定
・1/10速報-金沢地方裁判所で初公判が開かれる
・11/24速報-金沢地検が11月23日、三木順二被告を承諾殺人の罪で起訴
■三木順二容疑者を起訴（11/24追記）
姉の下村千秋さんにガスボンベのガスを吸引させ窒息死させた事件で、弟の三木順二被告は下村千秋さんの承諾を得て殺意をもって犯行に及んだとして、金沢地検は１１月２３日、三木順二被告を「承諾殺人」の罪で起訴しました。当初、三木順二被告は「嘱託殺人」の罪で逮捕されていました。
嘱託殺人＝しょくたくさつじん
承諾殺人＝しょうだくさつじん
２つの容疑の違いに関しては、こちらで詳しく解説されています。→嘱託殺人と承諾殺人の違い
捜査関係者によると、三木順二被告は事件の後に養子縁組を行い苗字を変えていたということです。
事件の詳細（11/4執筆）
姉に「死にたい」と言われて頼まれ殺害したとして、弟で無職の三木順二容疑者（５１）が嘱託殺人の疑いで逮捕されました。
三木順二容疑者は２０１３年３月、石川県金沢市内のホテルで、富山県高岡市の飲食店経営・下村千秋さん（当時５３歳）に頼まれ、ガスを吸わせて窒息死させた嘱託殺人の疑いが持たれています。
三木順二容疑者は下村千秋さんの実の弟でした。
三木順二容疑者は警察に対し、「頼まれたとはいえ申し訳ないことをした」と容疑を認めているということです。
現場のホテルからは下村千秋さんの遺書が見つかっており、「人間関係や金銭問題に悩んでいて生きていくのが嫌になった」などと書かれていました。
警察は、詳しい動機や事件の経緯を調べています。
現場付近の地図
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