千葉県野田市二ツ塚の廃油工場で爆発事故

■2013/11/16　17：01 最終更新■

■被害情報-合計20人■
・男性従業員２人が死亡
・従業員２人が重傷
・周辺住民および従業員ら合計１６人が軽傷

１１月１５日の午後４時１５分ころ、千葉県野田市二ツ塚57番地の廃油処理施設「エバークリーン千葉リサイクルセンター」で、爆発事故が起きました。

工場関係者や野田市の住民から「爆発が起きた。煙が上がっている」などという１１９番通報があり発覚。

野田市の消防本部によりますと、この爆発により男性従業員２人が死亡、２人が重傷、周辺住民ら含め１６人が軽傷ということです。現時点で死者が出ているという情報はありません。

爆発が起きた現場の隣にある工場は、爆風で骨組みしか残っていないといい、その他に建物の屋根が吹き飛ぶ・シャッターが歪んだなど、爆発の規模はかなり大きなものとみられています。

また、爆発があったエバークリーン千葉リサイクルセンターから１ｋｍほど離れた工場や、６００ｍほど離れた野田市立山崎小学校などでも窓が割れるほどの爆風だったということです。

現場には１０台以上の消防車や複数台の救急車が駆けつけており、現在も消火活動中ということですが、上空からの映像では炎が上がっているという状況ではありません。

千葉県警によりますと廃油を精製する作業中に、工場内にあるタンクが爆発したということです。一部、有毒ガスが発生しているという情報もあり。

現場近くの人などの話

約1km離れた工場の人
「現場のすぐ隣りの建物が、骨組みだけしか残っていない状態。骨組みだけといいますか、ガレキも若干はありましたけれどね。そんな状況はみられました」

数百メートル離れた野田市立山崎小学校の校長
「午後４時１０分すぎ、学校が縦揺れでかなり揺れ、地震かと思った。ガラスが２枚割れた」

エバークリーンの地図（爆発現場）

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