愛媛の津和地島で1317万円盗む-17少年逮捕

盗んだ船で離島に上陸し、漁協に侵入して約１３１７万円の現金を盗んだとして、愛媛県松山市出身の無職の少年（１７）が窃盗と建造物侵入などの疑いで逮捕されました。

少年は、１１月８日に愛媛県の高浜港で小型船を盗み８日～１１日の４日間で松山市の沖合にある津和地島に上陸し、島の中島三和漁協本所に侵入しました。

愛媛県警松山西署によると、少年は８日に高浜港で小型船を盗み、沖合にある中島へ上陸。そこで小型船を乗り捨て、さらに別の小型船を盗んで出港。そして津和地島に向かったということです。

津和地島は高浜港から約２０ｋｍほど離れており、人口は３８３人ほど。

中島三和漁協本所のカギを持っていたみられるのは、少年の交際相手の少女（１９）で、少年と共謀したとみられています。しかし、少女は体が不自由で、現時点では逮捕などはせずに任意で事情を聴いているということです。

少年と少女はともに家出をしており、生活費や遊興費のために金を盗んだとみられています。

２人は容疑を認めており、少年は「漁協で金を盗んだ。腰が抜けるほど金があった」と話しています。

津和地島の人は

■島に住む男性
「今までこんな何か窃盗入ったことってあります？」
「ないない」
「こんな事件が起きるのは珍しいですか？」
「珍しい」

■島に住む女性
「島以外の方がいらっしゃったら結構分かるんですかね？」
「うん分かるよ」

津和地島の地図

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