岡山県倉敷市水島北瑞穂町で強盗致傷事件

岡山県倉敷市水島北瑞穂町の路上で２月２２日午前１時２５分ころ、41歳の無職男性が集団暴行を受け、現金４万円などが奪われる強盗致傷事件が起きました。

この事件で、倉敷市内の中学３年生の少年（１５）ら４人が強盗致傷罪で逮捕されました。

警察によると、少年らは男性をホウキなどで殴り、全治５日間程度のケガを負わせたうえ、現金４万５千円やキャッシュカードなどが入った財布を奪った疑いが持たれています。

４人は現場から逃走していましたが、その内の１人が財布を持って、岡山県警水島署に自ら出頭してきたということです。

警察は、犯行動機などを含め少年らから詳しく話を聞いていく方針です。

被害者の男性の話
「気付いたら棒のようなもので突然殴られた」

強盗致傷罪の法定刑（成人の場合）
強盗致傷罪…無期または６年以上の懲役

少年らの今後

少年らは、岡山県警水島警察署に逮捕されました。

警察は、逮捕してから４８時間以内に検察へ容疑者の身柄を送検しなければならず、検察は送検から２４時間以内に裁判所へ勾留請求を行わなければなりません。

そして勾留請求が認められた場合、まず１０日間の勾留が確定します。

勾留期間は１０日間単位で延長ができ、最大２０日間まで勾留することが出来ます。（場合により２５日間まで可能）

今回の事件は強盗致傷事件と重大事件で、かつ複数犯による犯行のため、ほぼ間違いなく２０日間の勾留となります。

２０日間の勾留が終わると、鑑別所へ収容されることとなり、平均４週間（最短２週間～最大８週間）にわたり鑑別されたあと、少年審判が開かれて最終的な処分が言い渡されます。

ちなみに、少年らが他にも事件を犯していた場合、警察に再逮捕されることで、さらに期間の長期化や捜査が複雑化する可能性もあります。

強盗致傷事件現場付近（岡山県倉敷市水島北瑞穂町）場所の地図

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