STAP細胞の会見をリアルタイム中継

■2014/3/14　15：55 最終更新■

東京都中央区で3月14日午後2時過ぎ、理化学研究所が記者会見を開きました。

STAP細胞があるのか無いのか、論文は撤回するのか撤回しないのか、論文に無断転載はあったのか無かったのか、会見内容をリアルタイムで要点をまとめていきます。

会見のリアルタイム中継

【要点まとめ】
・14:06、記者会見開始と担当者の紹介
・14:08、冒頭の謝罪（野依理事長）
～以下、時系列～
・STAP細胞の検証は理化学研究所だけでなく、第三者の追試によっても厳密に検証していく
・論文作成の過程において重大な過誤があったことは誠に遺憾
・論文の取り下げを視野に検討中
・研究不正と認められた場合には、研究所の規定に基づき、厳正に処分を行うつもり
・STAP細胞そのものが存在するかどうかは、今後明らかになっていく
・研究の取り下げは、共同著者全員および出版社による調整で決定していく
・画像に歪みがあり、ねつ造の疑いがあるとの指摘があったが、パソコンの論文作成環境により歪みが出ることはよくあることであり、ねつ造ではない
・キメラマウスの画像が酷似していることについて、ねつ造ではなく、不正とは認められない
・画像の切り貼りをした疑いについて、切り貼りしたことが認められる。調査委員会は現在も調査中
・他の論文からのコピー(転載)に関しては、間違いなく転載したものと思われる（小保方さんは「どこから転用したか覚えていない」とのこと）
・画像の取り違えについて、小保方さんらは「紛らわしくて間違えた」とのこと
・あくまでも中間報告で、現在も調査中である
・著者の方に会見を開いて弁明をしていただくことは、調査中という現状では、適切ではないと調査委員会は考えている
・著者の方々が会見を開くとしても、調査が終了次第
・結論「現時点で研究不正は認められないが、不適切な部分があることに間違いはない。引き続き調査をする必要はある」

記者による質疑応答

・小保方さんはどこへ？→現在、小保方さんは神戸にいる
・一連の行動は故意か間違いか？→小保方さんは「故意ではなく、間違いである」、調査委員会は「調査中である」
・STAPがあるかどうか→第三者の検証を待つしかない
・過去の画像を間違って使ってしまったというのは、私素人からしたら信じられないのですが、研究者の間でそういうことはあるものなのでしょうか→客観的に考えて、非常にレアだと思います
・小保方さんは神戸で何をやってる？→個人的な問題なのでお答えできない。研究は停止している
・厳正な処分とは、最悪のケースで解雇などもあり得るのか？→現段階では答えられません

リアルタイム映像をニコ生が放送しています。

また、その映像はライブガイドからも視聴できます。
「STAP細胞」論文に関する中間報告　理研の記者会見をライブ配信 – ライブガイド