北朝鮮が日本海に短距離ロケット25発発射
北朝鮮が3月16日、日本海に向けて25発の短距離ロケット砲を発射しました。
韓国国防省によると、3月16日午後6時20分~午後6時30分の約10分間の間に、南東部の元山近くの葛麻半島(ガルマ半島)から日本海に向けて短距離ロケット10発、午後8時過ぎに8発、午後9時半前に7発の短距離ロケットが発射されたということです。
落下地点は公海上。発射されたロケットに関しては「飛行距離は約70km程度で、旧ソ連製のフロッグロケットの可能性が高い」とのことです。
現在、韓国とその周辺海域では米韓合同軍事演習「フォールイーグル」が実施されており、北朝鮮がその軍事演習に対抗して短距離ロケットを発射した可能性が高いとみられています。
この軍事演習は2月24日から始まっていますが、北朝鮮はそれ以降3回にわたり短距離弾道ミサイル「スカッド」やロケット砲「KN09」などを日本海に向けて発射しており、今回で4回目。
北朝鮮の国防委員会は3月14日に「アメリカの軍事的な威嚇行為が、朝鮮半島の情勢を危険な戦争の瀬戸際に導いている」などと警告していました。
韓国国防省は、さらに追加でロケットが発射される可能性も視野に、監視体制を強化しています。
北朝鮮が2/24以降に発射したミサイルなど
・フロッグロケット(旧ソ連製の地対地短距離ロケット、飛行距離70km程度)
・スカッド(短距離弾道ミサイル、射程距離約300~500km程度)
・KN09(新型の300ミリ多連装砲、射程距離約150km程度)
フォールイーグルとは
フォールイーグルとは、アメリカ軍と韓国軍による合同軍事演習のコードネームのこと。
毎年3月~4月ころにかけて実施されており、今年は2月24日から実施されていました。
米韓合同軍事演習はフォールイーグルのほか、「キーリゾルブ」というコードネームの軍事演習もあります。
フォールイーグルは野外戦術機動演習を指すものであるのに対し、キーリゾルブは指揮系統の予行演習を指します。
フォールイーグルは、主に北朝鮮との紛争が始まってしまった場合に備えた軍事演習であり、そのことから北朝鮮からは毎年抗議があるということです。
そういった背景から、北朝鮮がミサイル発射など挑発的な行動を起こすものとみられます。
北朝鮮、短距離ロケット弾計25発を相次ぎ発射:日本経済新聞 |
時事ドットコム:日本海側にロケット弾=射程70キロの短距離25発-北朝鮮 |
ミサイルが発射された場所(北朝鮮・葛麻半島)付近の地図
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コメント掲示板
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俺は北朝鮮が嫌いだが、これに関しては多少理解できる点もある。
自国の目の前において、自国が戦争をしかけることを前提とした防衛軍事演習をされたら、気に入らないのも当然だと思う。
逆に、例えばアメリカのすぐ近くで北朝鮮とカナダが共同軍事演習をしたらアメリカはどう思うか?おそらく抗議をするだろう。もしかしたら、何らかの軍事的対処をするかもしれない。
日本においても、例えば北朝鮮と中国が日本海で軍事演習をしたら、気に入らないだろう?まぁ日本の場合はそれに対してミサイルで返すということはあり得ないが。
そういう感じだと思う。
北朝鮮は戦争がしたいの?何がしたいの?
いつか日本本土に堕ちても北朝鮮相手なら泣き寝入りなんだろーな…。
完全に舐められとる!