テントが突風で飛び9人ケガ-小田川河川敷
岡山県矢掛町里山田にある「小田川河川敷」で3月23日午後1時ころ、突風でテントが飛ばされ9人がケガを負う事故が起きました。
当時、小田川河川敷では流しびなの行事が開かれており、飛ばされたテントはその行事用テントでした。
合計3張りのテントが飛ばされ、近くにいた行事のスタッフや参加者に直撃。
70歳の女性が腹部を強く打つなどしてドクターヘリで運ばれたほか、3人が救急車で搬送されました。
また、ほか5人が矢掛町役場の車や自家用車などで病院に向かったということです。
9人中8人は矢掛町在住・1人が岡山県倉敷市在住で、男性2人・女性7人。女性2人が骨を折るなどの重傷を負いましたが、残る7人はいずれも軽傷とみられています。
岡山県警井原署などの発表によると、準備を終えて行事が始まろうとした直前ころに突風が発生。
テントが垂直に浮き上がったあと落下し、支柱などがスタッフや参加者らに当たったということです。
事故発生現場となった小田川河川敷は、山陽自動車道鴨方ICから約10kmほどの位置にある、矢掛町の中心部。
当時岡山県には強風に関する注意報などは発表されておらず、井原署は主催者にテントの設置状況などを聞くなどして、事故が起きた原因を調べる方針です。
3月21日には、東京都千代田区にある日比谷公園でも、強風が原因でテントが次々と倒れるなどして3人のケガ人が出ました。(参考リンク:強風でテント倒れ3人軽傷-日比谷公園)
FNNニュース
現場の写真
現場に居合わせた人の話
ポテトフライを売っていた屋台の販売員(49)
「南の方角から、竜巻のような白い渦が近付いてきた。テントを押さえていたスタッフの人が宙に浮くなどして怖かった」
事故発生現場付近(小田川)場所の地図
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