つくばエクスプレスで業務中にFacebook投稿

東京都と茨城県を結ぶ「つくばエクスプレス」の男性運転士(48)が、勤務中にFacebookへ不適切な書き込みをしていたことが分かりました。

首都圏新都市鉄道の発表によると、千葉県流山市にある南流山駅構内で3月13日午後5時15分ころ、線路に立っていた男性が列車にはねられる人身事故が発生。

この事故で、東京・秋葉駅~茨城・つくば駅の間の全線で、約2時間ほど運転を見合わせました。

事故発生時、別の列車に乗っていた男性運転士は、茨城県つくば市にある万博記念公園駅で運転再開を待っていたといいます。

この待機中の時間に、男性運転士は私物の携帯電話を使い「開業以来、初の人身事故が起きた」「復旧まで相当な時間がかかる」などとFacebookに書き込み。

男性運転士は会社からの聴取に対して「友人や知人に、ダイヤが乱れており大幅な遅れが見込まれることを連絡したかった」などと話しているということです。

この会社では、運転席に私物の携帯電話を持ち込む際は電源を切るルールになっていました。

また、男性運転士が乗車していた列車は車掌のいないワンマン列車だったため、男性運転士は運転見合わせの際に乗客の案内などに当たらなければならなかったといいます。

以上のようなことから、会社は男性運転士の行為が不適切な行為だったと判断し、この男性運転士を電車の運転業務から外すとともに、今後の処分を検討しているということです。

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首都圏新都市鉄道のコメントや現場付近の地図

首都圏新都市鉄道

「男性運転士の行為は、業務とは関係のない行為であり、不適切だった。ソーシャルネットワーク利用に関するガイドラインを整備し、再発防止に努めたい」


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