フジテレビ社員が資金を私的流用-懲戒解雇
フジテレビは3月27日、出向先の関連会社で社長を務めていた男性社員(48)が、資金を私的流用していたことを発表しました。
男性社員が出向していた会社は、ブライダル事業を行う「ストーリア」。東京都港区にあり、フジテレビの子会社です。
被害総額は約1億円にも上るということで、フジテレビはこの男性社員を3月26日付で懲戒解雇処分としました。
男性社員は事実を認めており、出向先の社長も3月20日付で辞任していたということです。
この男性社員は以前、人気ドラマ「ロングバケーション(通称:ロンバケ)」などのプロデューサーもしていました。
フジテレビの調査によると、男性社員は2011年1月~2014年2月までの間で、ストーリアの銀行口座から自分名義の銀行口座に複数回にわたり不正送金を繰り返していたといいます。
男性社員はストーリア創業時である2008年7月から社長に就任しており、責任者として送金申請や決済などを行なっていました。
流用した資金は、私的投資などに回していたとみられていますが、会計上の締日には流用した資金を戻すなどしていたため、長期間にわたり一連の出来事が発覚しなかったということです。
男性社員が「今までは期末までに返済していたが、これ以上は返済できない」などと自ら申告したことで、発覚しました。
ストーリアは、男性社員への刑事告訴も視野に、今後の対応を検討しています。
フジテレビの対応
フジテレビは男性社員の一連の不正行為に関して、以下のようにPDFファイルで発表しました。(画像をクリックするとPDF全文が見れます)
今般、当社の 100%子会社である株式会社ストーリア(本社:東京都港区)において、同社に出向していた当社連結子会社である株式会社フジテレビジョンの元社員による不正行為(会社資金の私的流用)が行われていたことが判明いたしました。
当社の子会社においてこのような事態が生じたことは遺憾であり、株主、お取引先の皆様をはじめ、関係者の皆様に多大なるご迷惑とご心配をお掛けしますことを、深くお詫び申し上げます。
当社では、従前より内部統制の強化に取り組んでまいりましたが、今回の事態を重視し、管理体制を一層強化し、再発防止の徹底に努めてまいります。
ストーリアのお客さまに従来どおり安心して同社のサービスを受けていただけますよう、当社は引き続き資金面・経営面での支援を行ってまいります。尚、本件について、連結業績に与える影響は軽微であります。
出展:上記PDFファイルより一部引用
フジテレビの所在地
ストーリアのオフィス所在地
ストーリア:Storia |
フジテレビ |
フジテレビ社員1億円私的流用で懲戒解雇 – 芸能ニュース : nikkansports.com |
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フジテレビのやることだから別に驚かないw
ロンバケプロデューサーとかいちいち投資なんかしなくても裕福な生活できるでしょうに。
48歳で前科持ち。。。
再就職もできず借金だけ残り…絶望ですね(–;
もうフジテレビ倒産していいよ。
テラスハウスだけ別テレビ局に譲って、後はもうどうなってもいいから。