板橋区若木で殺人未遂事件-40代夫婦重傷

■2014/4/22　17：40 最終更新■

速報情報 – 随時更新

・犯人は何者かに襲撃を依頼されていた可能性が高いとみられる
・犯人が長野県内のダムで飛び込み自殺
・2013年11月に夫の会社へ脅迫文が届いていたほか、2014年1月には脅すような内容の電話があったことが判明
・被害者夫婦は重傷を負ったものの、意識はあり命に別状はない

犯人自殺-襲撃は何者かに依頼された？（4/22追記）

警視庁は現場付近に設置された防犯カメラの映像などから、ある男（６０代）を犯人と特定し行方を追っていました。

しかし今年４月上旬、長野県内のダムでこの男が死亡しているのが見つかりました。飛び込み自殺とみられています。

被害者夫婦に確認を取ったところ、この男と面識はないということです。

捜査関係者によると、被害者男性が経営する会社に２０１３年１０月、「危害を加えるように頼まれました。私が行動を起こす前に、言い分を聞きたいので連絡をください」などという脅迫文が届いていたようです。

２０１４年１月にも、被害者男性の携帯電話に似たような留守電メッセージが残されていたといい、被害者夫婦に危害を加えるよう何者かが自殺した男に依頼していた可能性が高いとみられています。

警視庁は関連を調べるとともに、夫婦周辺でトラブルがなかったかなど詳しく捜査を進めていく方針です。

殺人未遂事件の詳細（3/31執筆）

東京都板橋区若木１丁目２７−１にあるマンション「パークエステート上板橋」の駐車場で３月３０日午後６時２０分ころ、４０代の夫婦が男に突然刺される殺人未遂事件が起きました。

「男女が刺され、出血している」などと１１９番通報があり、事件が発覚。

警視庁志村署によると、夫婦が自宅マンションに車で帰宅したところ、何者かが近寄ってきて夫（４７）の名前を呼んだため、夫がそれに反応し運転席のドアを開けたところ、突然２人を刺してきたといいます。

この事件で、夫は首や腕を刺され、助手席に座っていた妻（４４）も顔などを刺され重傷を負いました。

夫がクラクションを鳴らすと、犯人は逃走。近くをパトロールしていた志村署員がクラクションの音に気付き現場に駆け付けましたが、犯人は既に逃走していました。

２人はその後病院に搬送され手当てを受けていますが、いずれも意識はあり命に別状はありません。

逃げた犯人の特徴は、性別不明・年齢50代くらい・身長約150cm・髪は白髪で肩くらいまでの長さ・黒色のジャンパー・サングラスとマスクを着用し、原付バイクに乗って逃走したということです。

犯人は夫の名前をフルネームで呼んでおり、知人による犯行の可能性もあるとみられていますが、夫は「犯人とは面識がない」と話しており、現時点で犯人につながる有力な情報は掴めていません。

被害に遭った夫は会社の経営者で、何らかの形で夫（または妻）を知る人物が、待ち伏せをして犯行に及んだ可能性が高いとみられています。

志村署は殺人未遂事件として、周辺に設置されている防犯カメラの解析を進めるなど、逃げた犯人の行方を追っています。

現場は、東武東上線東武練馬駅から東に約６００ｍほどの位置にある住宅街。

殺人未遂罪の法定刑
殺人未遂罪…死刑または無期もしくは５年以上の懲役

殺人未遂事件現場（パークエステート上板橋）場所の地図

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事件が起きた駐車場付近のストリートビュー

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