JR総武線の西猿尾踏切に車放置-往来危険

千葉県山武市松尾町八田の線路で４月１４日午前５時３５分ころ、踏切に白い軽自動車が放置されていることから、電車が緊急停止する事件が起きました。

電車には約１２０人の乗客が乗っていましたが、職員含めケガはありませんでした。

千葉県警山武署の発表によると、放置されていた軽自動車にはナンバープレートが付けられておらず、ドアは施錠された状態だったということです。もちろん車内は無人状態。

山武署は、何者かが故意に線路上へ軽自動車を放置したとみており、また軽自動車が盗まれたものである可能性も視野に、周辺に設置された防犯カメラの映像を解析するなど、往来危険と窃盗の疑いで捜査を進めています。

電車停止に至った経緯や軽自動車撤去までの流れ

ＪＲ総武線横芝駅 – 松尾駅の間にある西猿尾踏切の近くを通った通行人の男性が、白い軽自動車が西猿尾踏切内に放置されているのを発見。千葉県警に通報しました。

通報を受けた千葉県警はJRに連絡し、JRの指令室からの指示で電車は緊急停止したということです。

電車が停車した場所は、西猿尾踏切の手前約５０メートル地点でした。

この事件で緊急停止することになった電車は、６両編成で銚子発千葉行きの始発普通電車。最寄りの横芝駅を出発した直後の出来事だったといいます。

その後、駆け付けた警察官と通行人の男性が協力して軽自動車の窓ガラスなどを割って車内に入り、サイドブレーキを外して後ろから車を押して踏切外に移動させたということです。

緊急停止から約１５分後には運転を再開し、他の列車に関しては影響を受けませんでした。

ＪＲ総武線の踏切内に軽乗用車放置される – TBSニュース

軽自動車放置現場付近（横芝駅-松尾駅）場所の地図

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