三井住友銀行ATMでシステム障害トラブル

■2014/4/22　14：32 最終更新■

４月２２日、三井住友銀行の一部のATMで、取引が出来ない状態になる事態が発生しました。

三井住友銀行によると、同日午前から一部のATMでシステム障害が発生し、取引が出来ないトラブルが起きているということです。

現時点で確認できているのは、東京都・大阪府・兵庫県内など全国68店舗のATM約370台。

なお、コンビニATMや、提携している他の金融機関のATMを使用した場合には取引に影響は出ていないということです。

トラブルの規模や範囲は現在調査中ということで、三井住友銀行は復旧作業を進めるとともに、原因などについて調査しています。

14:32追記 – 昼過ぎに復旧

最終的に、システム障害が起きたのは73店舗のATM429台と判明。

午後１時半までに、この全てにおいて全面復旧しました。

三井住友銀行は引き続き原因を調査しているとしていますが、一部のATMの端末設定に誤りがあったことが不具合の原因とみられているようです。

なお、三井住友銀行の他のATM（約5600台）やインターネットバンキングには障害など発生しておらず、影響はありませんでした。

三井住友銀行のWebサイトによる告知

＜ATMシステム障害のお知らせ＞

本日朝より一部のATMにおいて、お取引ができない状態となっております。
お客さまには、大変ご迷惑をおかけしており、心よりお詫び申し上げます。
なお、最寄り店舗のご照会等、ご不明な点につきましては、フリーダイヤル0120-56-3143におかけください。
また、ガイダンスの途中でも「5」「♯」を入力いただくことで、すぐにオペレータにおつなぎさせていただきます。

出展：三井住友銀行

システム障害の原因は？

現在、OpenSSLの脆弱性により世界中が影響を受けています。

また、Windows XPのサポート終了により、トラブルが起きているところもあるようです。

一部の方の中では、これらが原因の可能性もあるのではないかという指摘の声が見られます。

Twitterでの反応

このトラブルが発生し、Twitterでも「三井住友銀行のATMが使用できない」などという当事者の声が多く確認できました。