正木西町で事故-岐阜市職員が女子高生ひく
岐阜県岐阜市正木西町の県道交差点で4月23日夕方、普通自動車を運転していた岐阜市職員が、自転車に乗っていた女子高生をはねる事故が起きました。
この事故で、車を運転していた岐阜市環境事業課職員・戸本裕容疑者(56)を自動車運転過失致傷の容疑で現行犯逮捕。戸本裕=ともと ゆたか
戸本裕容疑者は、この事故を起こす1時間前にも、追突事故を起こしていました。
岐阜県警の発表によると、戸本裕容疑者は同日午後5時半ころ、信号待ちで止まっていた軽トラックに追突。
しかし止まることなくそのまま走行を続け、その場を逃走しました。
そして約1kmほど北にある交差点に、赤信号にも関わらず侵入。自転車に乗って横断歩道を横断していた高校1年生の女子高生(15)をはね、さらに街路樹をなぎ倒したあと、約80メートルほど北に走行して民家の倉庫にぶつかり停止しました。
この事故で戸本裕容疑者含め、女子高生以外にケガはありませんでしたが、はねられた女子高生は左胸部の骨を折る重傷を負ったということです。
通報を受けて岐阜県警岐阜北署の警察官などが駆け付けたところ、戸本裕容疑者は運転席に座った状態だったといい、その場で現行犯逮捕しました。
戸本裕容疑者は警察の取り調べに対し「事故は覚えていない。両方とも覚えていない」などと話し、容疑を否認しているということです。
岐阜北署はさらに追及をするとともに、実況見分など事故の原因について詳しく調べていく方針です。
なぜ事故は起きた?
岐阜市によると、戸本裕容疑者は手足に軽い障害があったといいます。
歩く際には杖も使っていました。
しかし、その他に健康上の問題等は把握していないということです。
職場へは自動車に乗って通勤しており、この日もいつもどおり午後5時までの勤務を終えて、帰宅していた途中での事故でした。
意識障害などが原因で事故が起きることもありますが、今回の事故は1度目の事故から約1kmほどにわたり逃走を続けていることから、意識はあったものと考えられます。
よって、手足の障害が絡んだ事故であるか、何らかの薬物(脱法ハーブなど)を摂取していた可能性もあるかもしれません。
薬物の可能性は低いと考えられますが、「覚えていない」と容疑を否認していることから、捜査を詰めていく必要がありそうです。
関連する罪名の法定刑
自動車運転過失致死傷罪…7年以下の懲役もしくは禁錮、または100万円以下の罰金
事故発生現場付近(岐阜市正木西町)場所の地図
事故発生現場の交差点のストリートビュー
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みなさんはどう思われますか?この男は逃走を図った上、覚えていないとバカ丸出しの嘘つきです。これでも過失運転なのでしょうか?悪質極まりないひき逃げは危険運転と見なし、厳罰に処すべきではないでしょうか?