倉庫に弟放置、死体遺棄で兄を逮捕-岡山市
岡山県警岡山西署は5月9日、弟の遺体を自宅倉庫に放置したとして、岡山市北区三門中町に住む無職・鈴木忠房容疑者(65)を死体遺棄の容疑で逮捕しました。
発表によると鈴木忠房容疑者は4月下旬、自宅アパート脇にある倉庫で、同居する弟(61)が死亡しているのを見つけたにもかかわらず、警察などへ届け出ることなく遺棄したということです。
アパートの大家の女性から4月8日夕方、「倉庫から異臭がしている」などと近くの交番に通報があり、駆けつけた警察官が遺体を発見したとのこと。
警察官が、自宅にいた鈴木忠房容疑者に事情を聴いたところ「10日くらい前に弟が倉庫で死んでいるのを見つけた。毛布を掛けて、そのままにしておいた」などと話し、犯行を認めたため逮捕に至りました。
鈴木忠房容疑者は2002年からこのアパートで弟と2人暮らしをしており、弟には持病があったということです。
遺体に目立った外傷などはなく、岡山西署は弟が病死した可能性もあるとみて、9日に司法解剖して死因を調べるとともに、事件に至った経緯について詳しく調べていく方針です。
死体遺棄罪の法定刑
死体遺棄罪…3年以下の懲役
事件発生現場付近(岡山市北区三門中町)場所の地図
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