函館市美原の共同住宅の物置から白骨化遺体

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北海道函館市美原4丁目にある共同住宅の物置から5月20日、白骨化遺体が見つかりました。

発表によると同日午後7時半過ぎ、北海道警函館中央署が行方不明になっている91歳の男性を捜索していたところ、男性が住む共同住宅の物置から一部白骨化した遺体が見つかったということです。

この遺体が捜索していた男性とみられていますが、死後かなりの時間が経過しているとみられ、一部が白骨化するなど現時点で性別・身元ともに不明。司法解剖するなどして、身元の特定を急ぐ方針です。

何者かに殺害されたのか、それとも物置の中で何らかの理由で死亡した事故なのか、今のところ分かっていませんが、物置には鍵がかけられていました。

今年2月下旬ころに函館年金事務所から「函館市美原に住む男性(91)の所在が分からない」などと函館中央署に相談があったことから、昨日20日に男性自宅の物置を捜索したということです。

なお、男性の姿は数年前から目撃されていないとともに、男性への年金支給が先月まで続いていたといい、函館中央署は男性と同居する義理の娘(50代)から事情を聴いています。

函館中央署は、男性が何らかの事件に巻き込まれた可能性も視野に、事件・事故の両面で捜査を進めています。

事件現場の住宅は、JR五稜郭駅から北東方向に約3kmほどの位置。

関連する犯罪の法定刑

殺人罪…死刑または無期もしくは5年以上の懲役
死体遺棄罪…3年以下の懲役

事件現場の画像

現場の住宅の画像

遺体が見つかった物置の画像

事件現場周辺(函館市美原4丁目)場所の地図

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