子供が親に無断でアプリ課金、クレジットカード使う

近年、スマートフォン(以下、スマホという)のオンラインゲームなどで、子供が親に無断でクレジットカードを使うトラブルが急増しています。

2歳児など幼い子供によるカード決済の事例があるほか、多額の料金が請求されるケースもあり、酷い例では中学生が約200万円請求される事例などもあったといいます。

国民生活センターの発表によると、スマホのオンラインゲームに関連した相談件数は、2013年度で5,904件にのぼったとのこと。

このうち9歳以下の子供が490件となっており、前年度(相談件数5,628/9歳以下の子供171)と比べて約3倍に。トラブルの低年齢化がみてとれます。

乳幼児の頃から、親が子供におもちゃ代わりとしてスマホを渡して遊ばせていることが多いということで、スマホの操作に慣れた子供が増えているというのが1つの原因と考えられています。

なお、未成年によるカード決済額の平均は約23万円と高額になっているといいます。

また、月に1万円前後の課金が数ヶ月間にも渡り続けられたが、金額が少ないがために発覚が遅れたというケースもあることから、国民生活センターは広く注意を呼び掛けています。

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Twitterでの反応

この話題は、Twitterでも話題になりました。そのほとんどは「親に責任がある」というもの。もちろん幼い子供には悪意がないケースがほとんどでしょうし、クレジットカード側に責任を問うのもおかしな話ですから、親が避難されるのは当然とも言えるかもしれません。

考え方によってはアプリ側の対策不足ということも考えられるかもしれませんが、やはり親はアプリやカード決済の仕組みなどをもっと理解し、子供にスマホを渡すにしてもそれなりの対策をしなければなりませんね。

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未成年なら取り消しも出来る?!

子供によるカード決済の場合、取り消すことも出来るとのこと。
以下、東京新聞の一部抜粋です。

スマホのオンラインゲームでは、有料のアイテムを購入する前に画面で年齢確認などを求めているが、内容を理解しないで購入してしまう子どももいる。民法の規定では、未成年が親の同意がないままカード決済をした場合、成人を装ってだまそうとしていなければ取り消すことができる。

経済産業省の規則によると、事業者は消費者に購入内容を分かりやすく説明して申し込みの意思を確認する必要があり、中でも年齢確認の方法が問題となる。「成人ですか」という質問に「はい」を一回クリックした程度では、返金される可能性もあるという。

ただオンラインゲームにはゲーム会社、携帯電話会社、クレジットカード会社など複数の企業が関係しており、返金の判断が各社で分かれて解決が難しいケースがある。海外の企業が関係していると、交渉自体が難航する恐れもある。

出展:http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014060602000232.html

関連リンク
スマホゲーム、2歳児がアイテム購入?! 9歳以下の無断決済が急増 – MSN産経ニュース
スマホゲーム、2歳児がアイテム購入?! 子どもの無断決済が急増 – SankeiBiz(サンケイビズ)
9歳以下のカード無断決済が急増|佐賀新聞 電子版
無断でカード決済、9歳以下急増 スマホゲーム巡り  :日本経済新聞
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