豊橋市西七根町の海岸でサメ出現-男性ケガ
■ 最終更新■
愛知県豊橋市西七根町の海岸で6月9日、サーフィンをしていた男性がサメに腕を噛まれ、30針を縫う大ケガを負ったことが分かりました。
ケガをしたのは蒲郡市消防本部の救急救命士で愛知県蒲郡市在住・高橋剛さん(43)。
発表によると高橋剛さんは9日午後4時ころ、豊橋市西七根町の太平洋岸(沖合約30メートル)で波を待っていたところ、いきなりサメ(体長約1メートル)に噛み付かれたといいます。
サメは腕に噛み付いたまましばらく暴れたとのことですが、高橋剛さんはサメが離れるまで待ち、噛んでいる腕から離れた後に自力で海岸まで戻ったとのこと。
その後、高橋剛さんは一緒にサーフィンをしに来ていた同僚の車で病院に運ばれました。左腕の上腕部に大ケガを負い、1週間程度の入院が必要だということです。
高橋剛さんは職場の同僚ら計8人で、現場の海にサーフィンをしに来ていました。
現場の海は愛知県外からもサーファーが集まるサーフィンの名所ということで、消防などが注意を呼び掛けています。
愛知県内では1995年にも、渥美半島の田原市沖で当時47歳の漁業の男性がサメに噛まれ死亡する事故が起きています。
高橋剛さんの話
「噛まれたサメの種類は分からないが、頭は人間の顔と同じくらいの大きさだった」
サメからの襲撃を防ぐには?
サメからの襲撃を防ぐためには、どうしたらいいのか?サメに噛まれたらどうすればいいのか?
調べてみたところ、詳しく解説されているWebサイトがありました。以下、一部抜粋です。
5.サーフボードの上に乗って、水面でバシャバシャやるのは危険です。
サメにとって、そんな人間はアザラシにしか見えません。特にはやりの小さなサーフボードは、人間の手足がもろにつきでてさらにアザラシに似てしまいます。そのせいでホホジロザメに襲撃された人は数多くいます。少なくとも、サメの犠牲になる人のかなり多くが、サーファーです。10.海で泳いだり潜ったりするときは、常に2人以上で。
人間がひとりでいると、いかにも無力に見え、サメの襲撃を誘いやすくなります。しかしもし2人以上いれば、サメも警戒して容易に襲ってくることはありません。さらに片方が襲われたらもう片方が救助できるという利点もあります(逃げたら知りませんが)。「海に入るときは、とにかく2人以上」を心がけておけば、危険はぐっと減ります。16.もしサメが明らかに攻撃を仕掛けてきたら、目、あるいはエラか鼻面に向かってパンチしましょう。
そこはサメのもっとも敏感な個所で、サメがびっくりすることもあるそうです。サメ撃退法としてよく紹介されはするのですが、私自身はそんな経験がないので、どこまで効果があるのかは不明です。出典:サメの襲撃を防ぐには
サーフボードの上に乗ってバシャバシャするという行為は、サメにとってアザラシにしか見えない…これが、サメに噛まれる被害者の大多数がサーファーである原因の内の1つなのかもしれません。
上記Webサイトでは襲撃されないための予防策やもし噛まれた際の対処法など20項目が紹介されていますので、全文をご覧いただく場合は、出典先のURLよりご覧ください。
もう少し調べてみた
サメに襲われたらどうすれば良いのか?1つだけのWebサイトでは不安な部分もありますので、さらに調べてみました。以下、一部抜粋です。
1.目を押す。
オーストラリアのアワビ取りの男性。頭から上半身を食われかけたが、辛うじて伸ばした手の先に、サメの目玉があったので思い切り押したのだそうだ。ちょうどテニスボールくらいの大きさの目玉を握り潰してみると、びっくりしたサメが思わずアゴを緩めて口を開けたので、その瞬間に逃げることが出来たという。2.鼻を殴る
南アフリカのダイビングガイド アンドレ・ハートマン(Andre Hartman)というおっさんがいる。ホオジロザメと言えば彼なくしては語れない貴重な存在だが、檻なしのフリーダイビングでホオジロザメと戯れる彼が言うには、むかし、襲ってきたと思われたサメの鼻を何度も押し返していたら、急に力が抜けたように大人しくなり、抵抗しなくなったという。調べてみると、サメの鼻には、ロレンチニ器官(ampulla of Lorenzini)と呼ばれるセンサーがあり、ホオジロザメは、そのセンサーが集まった敏感な鼻を使って獲物を捕獲をするわけだが、同時に全身の神経が集中するその敏感な鼻の部分こそが弱点とも言えそうだ。その鼻を撫でてもダメなら、思い切りぶん殴ってみるのも手かもしれない。下半身を食われかけている場合、また水圧を考慮すれば、フックよりも、エルボー(肘鉄)やハンマーフィストをホオジロザメの鼻っ面に叩き落すのが有効だろう。3.語りかける
上記の2つ、つまり目潰しと鼻パンチが効かない時は最後の手段。これはもう語りかけるしかない。「話せば分かる」というやつだ。最後に、ホオジロザメがマグロを食べる瞬間をスローモーションで見ながら、実際に自分がこのマグロのように食べかけられたときに、どうやって目を潰し、鼻を殴るか、はたまたどうやって「わたしはあなたが好き。」とホオジロザメに語りかけるかなどのイメージトレーニングをしておくと良いかもしれない。
出典:ホオジロザメに喰われかけたときの対処法 BEST 3 – ロサンゼルス在住者必見! | ロサンゼルス発 ジャパラマガジン® from L.A.
やはり、目や鼻を攻撃するというのは鉄則なようです。
そして、サメに襲われるというのは決して他人事ではありません。
以下のように、サメによる死傷事故が定期的に起きているのです。
上記動画のようなサイズのサメが日本で出没することはないと思いますが、実際に死者が出るほどのサメが出没していることは事実であるため、海水浴やサーフィンなどを行う際には注意が必要です。
サメ出現現場付近(豊橋市西七根町)場所の地図
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