仙台市で男が交際相手の子供を虐待-女児死亡

交際相手の娘(2)に暴行を加えたとして、宮城県仙台市宮城野区に住む建設作業員・西道口和也容疑者(32)が傷害の容疑で逮捕されました。女の子はその後死亡。

宮城県警の発表によると、西道口和也容疑者は6月4日~5日にかけて、交際相手の娘である西塚ほたるちゃん(2)の両頬をつかむなどの暴行を加え、皮下出血を負わせた疑いが持たれています。

西道口和也容疑者は2013年12月から西塚ほたるちゃんの母親と交際しており、母親が仕事などの際には西道口和也容疑者が西塚ほたるちゃんを預かっていました。

事件が起きた6月4日に関しても、西道口和也容疑者は母親から西塚ほたるちゃんを預かっていたといいます。

なお、翌日の6月5日になり母親が迎えに行ったところ、頬にアザが出来ていたということで、また5月末に預けていた際も同様にアザが出来ていたとのこと。

そして6月8日にも西道口和也容疑者が西塚ほたるちゃんを預かっていたといいますが、翌9日になって西塚ほたるちゃんが自宅でうめき声をあげて嘔吐し、その後仙台市内の病院に搬送。入院していましたが、6月12日午前3時半頃になって低酸素脳症で死亡が確認されました。

今のところ、母親も暴行を加えていたのか、加えていなくとも西道口和也容疑者が暴力をふるっていたことを知っていたのかなど、詳細は分かっていません。

また、6月8日にも西道口和也容疑者が暴行を加えていたのかどうか、西塚ほたるちゃんの死因との因果関係はどうなのかなども不明。

西道口和也容疑者は警察での取り調べに対して「(ほたるちゃんには)口の中を噛むクセがあったので、それをやめさせようとした。しつけのためだった」などと供述し、傷害容疑を認めているということです。

宮城県警は、日常的に虐待を加えていた可能性もあるとみて、傷害致死容疑も視野に、慎重に捜査を進めています。

事件の流れや母親の話など

事件前~女児死亡~現在までの流れ
時期 内容
2013/12 西道口和也容疑者がほたるちゃんの母親と交際を開始
2014/5/末 西道口和也容疑者に預けていたほたるちゃんにアザなどがみられる
2014/6/5 同様に、ほたるちゃんの頬にアザが出来ていた(今回の逮捕容疑)
2014/6/8 母親がいつものように西道口和也容疑者にほたるちゃんを預ける
2014/6/9
自宅に帰った後、ほたるちゃんの体調が急変し、うめき声をあげて嘔吐
ほたるちゃんは病院に搬送され、入院
2014/6/12 ほたるちゃんが低酸素脳症で死亡
2014/6/13 西道口和也容疑者を傷害容疑で逮捕

母親の話
「5月くらいから数回にわたって、子供を預けていた。そのたびにケガをしてたが、西道口和也容疑者からは『転んだ』などと説明を受けていた」

関連する犯罪の法定刑

傷害罪…15年以下の懲役または50万円以下の罰金
傷害致死罪…3年以上の有期懲役

Twitterでの反応

宮城県仙台市宮城野区の地図

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  1. ヒデ

    こういうバカは震災の時に死んでおくべきだったな。
    なんであれだけの人間が亡くなったのにこういうバカが生き残ったのか不明。

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