6/14放送ファーストクラス第9話-雑誌廃刊の危機

詢香社を買収したアメリカの超大企業「Fassbender & McCartney Japan」の社員としてファーストクラス編集部に再び訪れた大沢留美。グローバルコンサルティング事業部の部長という立場になっていた。

そして、プエルトの編集長を務めていた八巻小夏も、大沢留美によりアシスタントとして雇われていた。

吉成ちなみは、2人からファーストクラス編集部員を3分の1にするよう大幅なリストラを指示される。

しかし、リストラする編集部員のリストアップ期日になっても、吉成ちなみは提出せず。「私は、誰も切りません。ファーストクラスを守ります。ファーストクラスを守るのが、私の仕事です」とキッパリ。

そして、新社長のもとに、リストラはしない代わりに、次号で25万部を売り上げることを宣言。それを飲んだ新社長だったが、その代わり達成できなかったら即廃刊ということが決定してしまう。

この25万部という数字はバブルの時でも売れたことのない無謀な数字で、さらに予算を通常の半分以下に削られていることもあり、現実的にはまずあり得ない数字であった…。

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MIINA対ERENA企画

吉成ちなみは、次号でMIINAとERENAのそれぞれの特集を組ませて、どちらが良かったかの総選挙的な企画をすることに決定。それも、前回のようなただの人気投票ではなく、ファッションモデルとしてどちらが上なのか、本当の意味で戦うというようなもの。

その依頼を受けたMIINAは、「そんなつまんないことしたくない。負けたら引退する、それくらいの企画じゃないと。今さら中途半端な戦いは出来ない」と答え、自身の引退をかけるとともに、自分の過去も全てさらけ出し、全身全霊をかけて戦うことを決意。

ファーストクラス編集部員は、25万部という無茶な目標設定、および吉成ちなみから「廃刊になってもいいんですか?」と威圧的に言われたことにより、仕事に来ず、リクルート活動をするなど自分の将来のことを考えた行動を起こし始める。

吉成ちなみはこの絶望的な状況で、1人で仕事をこなし、鳴りまくる電話にも応対できないほど悲惨な状況に。

果たしてこんな状況で25万部どころか、雑誌を作り上げることが出来るのか…。

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大沢留美の思い

翌日、吉成ちなみが出社してくると、ファーストクラス編集部に大量の人。その中には、松田静香や磯貝拓海の姿も。みんな、無償で次号の撮影や編集を手伝ってくれることになった。

予算がほとんどないところ、磯貝拓海の顔で、グッチなどのブランド物が大量にリースできることに。松田静香が声をかけ、「松田静香さんが撮ってくれるならタダでいいです」というモデルも多数。また第7話でファーストクラスの特集に出た樫本潤も、限定モデルのコート30着を無料で貸し出してくれることに。

少なすぎる予算で、25万部という無茶な目標設定に向かって、みんなが一丸となってファーストクラスを作りあげていく。

しかしなぜ無償でこんなにも多くの人が動いてくれるのか?その裏には、大沢留美が過去、色んな人にチャンスをあげる代わりに、「もしファーストクラスがピンチになった時には助けて欲しい」と言っていたことがきっかけだった。

大沢留美はいつかこの日が来ることを知っていたのか?買収先の会社に入ったのも、廃刊の危機であるファーストクラスを何とか存続させるための苦肉の策だったのか?それは誰にも分からない。

そしてファーストクラス発売後、売り上げは順調に伸び続け、2週間で約17万5千部を売り上げることに成功。果たして25万部の売り上げを達成することは出来るのか…?

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ファーストクラス第10話(最終回)のあらすじ

突然起こった“詢香社”の買収。これまでとは大きく経営方針が変わり、ちなみに課せられたのは大幅なリストラ・・・。しかし、ちなみは編集部員を何とか守ろうと試行錯誤を繰り返し、ついに “ファースト・クラス”の売り上げを2倍にすると大沢留美(板谷由夏)、八巻小夏(三浦理恵子)そして新社長のリエコ(LiLiCo)に公言。ちなみは最後の懸けにでる。そんな中、暴走を続ける川島レミ絵(菜々緒)は、これまで“仲良しごっこ”を演じていたERENA/えれな(石田ニコル)にまで牙をむき、編集部はもはや崩壊寸前・・・。ちなみに“ファースト・クラス”を立て直す術は残されているのだろうか?! ちなみが下した決断は?! ちなみの幸せは?! ちなみの今後はいかに?!

出典:ファースト・クラス – フジテレビ

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