倉敷市西岡で殺人未遂事件-母親が長女の喉刺す

岡山県倉敷市西岡で6月14日、母親が長女を包丁で刺す殺人未遂事件が起きました。翌15日、母親が自ら警察に通報したことで事件が発覚。

逮捕されたのは、倉敷市西岡に住む無職・山口敬子容疑者(40)です。山口敬子=やまぐち けいこ

発表によると、山口敬子容疑者は自宅の1室で6月14日、小学1年生の長女(6)の喉を包丁で刺して殺害しようとした疑いが持たれています。

この事件で、長女は気管断裂などの大ケガを負いましたが、命に別状はありません。

山口敬子容疑者は長女を刺してから1日後の6月15日午後0時55分ころ、自ら警察へ「包丁で娘を刺した」などと通報しました。

山口敬子容疑者は長女と2人暮らしをしていたといいます。

警察での取り調べに対し山口敬子容疑者は「包丁で刺したことに間違いはない」などと供述し、容疑を認めています。

なお、児童相談所によると、近所の住民から「親子で引きこもっている」などという通報もあったといい、児童相談所の職員が17回にわたり自宅を訪問していたとのこと。

そのうち5回は面会できたということですが、長女にアザなどはなく、「困っていることはないですか?」と聞いても「ない」と答えたことから、虐待行為は確認できなかったこともあり、それ以上の対応は行わなかったということです。

岡山県警は、犯行に至った動機や事件の経緯など、さらに詳しく調べていく方針です。

事件現場は、JR倉敷駅から北方向に約2kmほどの位置。

殺人未遂罪の法定刑
殺人未遂罪…死刑または無期もしくは5年以上の懲役

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殺人未遂事件現場付近(倉敷市西岡)場所の地図

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