草加市草加で母親が3歳の娘に暴行加え死亡-連れ子に虐待か

埼玉県草加市草加のアパートで６月２７日、幼い女の子が母親に押し倒され、その後死亡する事件が起きました。

この事件で埼玉県警草加署は、草加市草加３丁目４−１６に住む無職・福島麻里子容疑者（３２）を暴行容疑で逮捕。福島麻里子＝ふくしま まりこ

発表によると福島麻里子容疑者は同日午前１０時３０分ころ、自宅アパート「タウニィソウカB」で長女の福島舞風ちゃん（３）を押し倒すなど、暴行を加えた疑いが持たれています。福島舞風＝ふくしま まいか

その後、福島麻里子容疑者が「娘を押したら転倒して、けいれんした」などと119番通報。舞風ちゃんは病院へ運ばれましたが、約４時間後に死亡が確認されました。

死因は急性硬膜下血腫による脳ヘルニアと判明しましたが、現時点で福島麻里子容疑者が加えた暴行との因果関係は不明。

福島麻里子容疑者は、夫（３３）と舞風ちゃんとの３人暮らしで、舞風ちゃんは夫の連れ子でした。事件当時、夫は仕事のため外出中だったといいます。

今までに虐待などの通報は無かったとのことですが、近所に住む人は「毎日のように子供の鳴き声や、親が叱る声が聞こえた」などと証言しており、日常的に虐待行為があった可能性も。

警察での取り調べに対し福島麻里子容疑者は「イライラして払いのけた」などと供述し、容疑を認めています。

草加署は舞風ちゃんの死因と福島麻里子容疑者の暴行との因果関係を調べるとともに、事件に至った経緯について詳しく捜査を進めていく方針です。

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事件現場（草加市草加3丁目4-16）場所の地図