ゴルゴの少年院授業-フジテレビ「ジャネーノ?!」

6月30日午後8時頃から、フジテレビで「ジャネーノ?!」という番組が放送されました。

この日の前半30分は、芸人「ゴルゴ松本」が少年院で講演(授業)を行うという内容。

その内容が非常に深く、番組を見ていた人の多くが感動し、涙を流しました。

番組スタジオも涙で溢れ、視聴者たちもTwitterやFacebookで番組の感想を投稿し、多くの人が涙を流したようです。

少年院の中に入院している少年だけでなく、社会で普通に生きている子供~大人まで役に立つ内容でしたので、文字起こしをしてみました。

リアルタイムで進めたので完全な文字起こしではありませんが、以下にまとめていきます。

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「夢」に関して

辛いことがあったら、どんな言葉が出る?

「うぜぇ」
「くそっ」
「やってらんねぇ」
「もう辞めた」
「何でアイツは成功してんのに」
「もう諦めた」
「何で俺ばっかり」

以上のように、辛い時は、愚痴をこぼす。
マイナスのことを言う。弱音を吐くんだ。

弱音を吐く。
「吐く」という感じは、くちへんに土(つち)と書く。+と-で土。

良いことも悪いことも、とにかく吐く。
これでいいんです。

吐くということは、良いことも悪いことも、どんどん言葉に出せっていうこと。嫌なことはどんどん吐き出せばいい。

だけど、夢を実現させる人・成功させる人は、そこから少しずつ変化していくんだ。

弱音は、吐かなくなる。
少しずつ少しずつ、弱音を吐かなくなるんだ。

ポジティブシンキング。
いいことだけを言っていく。
俺は夢を実現させるためにこうしたい。こうする。こうしてやる。

少しずつ弱音を吐かなくなっていくんだ。
愚痴はいくらこぼしたっていいんだけど、その後が大事なんだ。

少しずつ、マイナスなことは取っていく。

「吐」

少しずつ、マイナスなことは取っていく。

「吐」

少しずつ、少しずつ。

「吐」

すると

「叶」

叶う。
叶うんだ。

吐くだけ吐いて、マイナスなことを吐かないようにすれば、夢は叶うんだ。

最初はどんな愚痴だってこぼしていいけど、その後が大事。
マイナスを少しずつなくしていけば、夢は必ず叶う。

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「幸せ」に関して

「幸せ」

「辛い」

幸せと辛い、似てるねぇか?

幸せから1本だけ線を取れば、辛いという漢字になる。

幸せな状態でも何かが欠けたら辛くなるんだ。

「苦」
「困」
「災」

苦しい。困った。災い。

難という漢字を足してやると、「苦難」「困難」「災難」。

こういう不幸なことがない人生のことを、漢字1つ足してやると

「無」+「難」で、「無難」。

苦難・困難・災難がない人生のこと、嫌なことが無い人生のことを、「無難」な人生というんだ。
君たちは、そんな無難な人生は送ってないよなぁ?

無難な人生を送ってる人なんて、どこにも誰1人としていないんだよ、実は。

誰かと誰かを比べたら、無難な人生に見えたりすることもあるけど、そんなんじゃねぇんだ。

じゃあ逆に、無難な人生の逆で、苦難・困難・災難がある人生のことを、漢字1つ足してやると

「有」+「難」で、「有難」。

有難い。ありがたい、ってこと。

普通に考えたら、苦難・困難・災難って嫌じゃん?だけど、そういうのが起きたことを「有難し」っていうんだ。

昔の人って凄いだろ?
1000年前、2000年前っていう俺たちの先祖は、こうやって言葉を作ったんだ。

苦難・困難・災難があることは、有難いことなんだ。

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「命」に関して

「命」

人を一叩き。
殴ったり蹴ったり、相手を痛めつけたりすることで命を感じる、それは大間違い。

寝てる時、無意識の時、今も叩き続けてるものは何ですか?

心臓。
ドクンドクンドクン、一叩き、一叩き。

血が流れて、心臓が動いてるって証拠だ。この一叩き、一叩きの連続が、「命」なんだ。

この「命」っていうのは、これを命がけで皆を産んでくれたお母さんが、皆に必ず、1人いるんだ。

人間っていうのは、全て女性から始まる。
全ての始まりは、女なんです。

おんなへん に、土台の台で、「始(はじまる)」。

男も女も全ての始まりは、女なんだ。
だから、女の人を粗末にしては絶対にダメなんだ。女の人は守ってやんなきゃダメ、優しくしなきゃダメ、尊敬しなきゃダメ。

君たちを産んでくれたお母さんは、命を懸けて産んでるんだ、間違いなく。

命を懸けて産んだはいいが、本当に死んでしまった人なんて沢山いるんだ。自分の子供を見る前に。

そういう、本当に命がけのことが「出産」っていうことなんだ。

人間は昔からずーっと、これを繰り返してきた。

こっからは、みんなが命を繋げていくんだ。

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  1. 古田 麗子

    はじめまして。
    青森県在住の古田と申します。
    ゴルゴ松本さんの少年院の授業、拝見させていただきました。
    魂が揺さぶられたような衝撃を受けました。
    私は、子供4人おります。
    ちょっとしたことではへこたれない強い人間になって欲しい❗と、思いで育てて来ました。

    親の話すことは右から左に抜けい行きます。
    「また言ってる。」「うるさい。」
    としか思っていないようです。

    しかし、
    ゴルゴ松本さんの授業を聞いて子供たちにも聞かせたい❗
    松本さんの熱い情熱と共に伝えたい❗
    と、思いました。

    親以外の大人の話は子供たちに強く影響を与えると思っています。
    ましてや、熱い情熱がプラスされたら、衝撃を受けること間違え無し!
    人生変わってしまう子も出てくると思います。

    来年の1月下旬に中学生2年生になる長男が立志式を迎えます。
    中学校ではいつも、講演会をやっています。
    ゴルゴ松本さんの話を聞かせたい。と、学校に掛け合ったところ、是非、検討したいと、返事をもらいました。

    もし、講演会をお願いするとしたら可能なのでしょうか?

    費用はどのぐらい掛かるのでしょうか?

    是非、お願いします🙇⤵️

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