北区赤羽の北本通りで事故-また脱法ハーブ

■2014/7/6　06：12 最終更新■

東京都北区赤羽の交差点で７月５日、脱法ハーブを吸引したとみられる男の運転する車が、ミニバイクやタクシーなどに次々と衝突する事故が起きました。

発表によると同日午後１１時５０分ころ、北区赤羽の交差点で赤信号の信号待ちをしていた乗用車が突然走り出したといいます。

乗用車は、赤信号で止まっていた前方のミニバイクに追突した後に交差点へ侵入、交差する横の道路から走ってきたタクシーと衝突しました。

その後、さらに乗用車は反対車線に侵入し、約３００ｍほど逆走した上でガードレールにぶつかって停止しました。

通報を受けて警察官らが現場に駆け付けた際、乗用車を運転していた男（３０代）は意識がもうろうとしており、また暴れるなど挙動不審な言動があったことから車内を調べたところ、脱法ハーブが入っていたとみられる袋や吸引具が見つかったということです。

警視庁は、男が脱法ハーブを吸引した後に車を運転していた疑いがあるとみて、男から事情を聴くなどしています。

この事故で、乗用車を運転していた男のほか、ミニバイクの男性（２０代）やタクシーの男性運転手（６０代）がケガを負いましたが、いずれも命に別状はありません。

現場は、環状８号線と国道１２２号線（北本通り）が交わる交差点。

警視庁は危険運転致傷の容疑も視野に、詳しく捜査を進めていく方針です。

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危険運転致死傷…15年以下の懲役

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事故現場（東京都北区赤羽）場所の地図