須坂市動物園で女児がツキノワグマに噛まれケガ
長野県須坂市臥竜2丁目4-8にある動物園「須坂市動物園」で7月6日、小学1年生の女の子(6)がクマに指を噛まれる事故が起きました。
発表によると同日午後1時20分ころ、須坂市動物園で女の子がツキノワグマにエサを与える体験をしていたところ、右手の中指を噛まれたといいます。
女の子は檻の外からエサをやっていましたが、指が細くて小さいことから誤って檻の中に入ってしまい、噛まれてしまったとみられています。
女の子は爪が割れるとともに指先の肉がえぐれるなどのケガを負い、須坂市内の病院で手当てを受けました。
須坂市動物園の発表によると、7月6日は飼育員が来園者に、クマへのエサのやり方を見せるイベントを行っていたといいます。
ところが、飼育員の判断で、エサのやり方を見せるだけでなく子供にも実際にエサやりを体験させたとのこと。
エサやりを体験するイベントも定期的に行われているとのことですが、その場合は通常、手が檻の中に入ってしまわないようにスティック状のリンゴやパンを使っているとのことです。
しかしこれも、今回は飼育員が持っていたビスケットを使って、手のひらにビスケットを載せるような形でエサやりを行ってしまったようです。
担当していた飼育員の男性は「子供たちを喜ばせたくて、当初は予定されていなかったエサやり体験をさせてしまった。ケガをさせてしまい、大変申し訳ない」などと話しています。
噛んだツキノワグマは、体調130cmのメス(23)。
須坂市動物園では今後安全対策の徹底を図るとともに、7月7日に飼育員らを集めて、緊急会議を開き再発防止策などを検討するとしています。
Twitterでの関連投稿
クマに噛まれたかぁ、ちょっとやり方がまずかったのかなぁ
茶臼山の一日飼育体験でクマに直接エサをあげたことがあるけど普通に注意してれば噛まれるなんて有り得ないと思う、ハード面でもソフト面でもちょっと難があったのかも。餌やり自体は本当に良い経験になると思うから廃止にはしないでほしいな
— akila (@J_akila) 2014, 7月 6
6歳女児 クマ餌やりで噛まれ負傷。長野県須坂市の動物園で6日、小学1年の女子児童がツキノワグマに噛まれた。餌やり体験に参加していたところ、突然右手中指を噛まれたという。爪を割るなどのけがを負い、病院に搬送されたそうだ。
— 話題のニュース速報 (@wadai_bot123) 2014, 7月 6
須坂市動物園でクマに餌やりで小学生がケガ。
なんか皆が不幸になる出来事だなぁ。
— dejavu (@dejavu_twi) 2014, 7月 6
え!須坂市動物園でクマにエサやり体験をさせていて指を噛まれた…だと。
— 七原もえ子@こし餡 (@moeko7feelds) 2014, 7月 6
須坂市動物園
須坂市動物園(すざかしどうぶつえん)は、長野県須坂市臥竜公園内にある市立動物園である。
名称 | 須坂市動物園 |
---|---|
所在地 | 長野県須坂市臥竜2-4-8 |
管理 | 長野県須坂市 |
専門分野 | 総合 |
来園者数 | 約20万人 |
Webサイト | 須坂市動物園(すざかしどうぶつえん) |
事故現場(須坂市動物園)場所の地図
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