パチンコ強盗事件で11人逮捕-六月田町のMGM出水店

■2014/7/18　13：54 最終更新■

鹿児島県出水市六月田町８８８にあるパチンコ店「MGM出水店」で今年５月、複数の男らが売上金など千数百万円を強奪した強盗事件で、鹿児島県警捜査１課と組織犯罪対策課および出水署は７月１７日、男女１１人を逮捕しました。

強盗致傷や建造物侵入の容疑で逮捕されたのは、茨城県常総市菅生町に住む指定暴力団住吉会系組員・宮崎修容疑者（２９）を含む、東京や福岡など４都道府県在住の男女（２０代～６０代）ら１１人。

発表によると宮崎修容疑者ら１１人は今年５月１０日、共謀してMGM出水店で売上金などを運搬している従業員らを襲い現金１千数百万円が入ったバッグを奪った上、逃げる際に男性従業員２人を刃物で切りつけケガを負わせるなどした疑いが持たれています。

また、容疑者にぶつかった客の女性（８０）が転倒し、右腕を骨折するなどのケガを負いました。

従業員らは、店内の両替機やパチンコ台から回収した売上金などを、事務所に運ぶ途中だったといいます。

警察での取り調べに対し１１人は、「間違いありません」と容疑を認めている容疑者もいるものの、一部が否認しているということです。

１１人は実行役や見張り役など役割分担をし、新幹線などで逃亡したとみられています。

警察は事件の経緯や犯行動機、奪った売上金の行方など、さらに詳しく追求していく方針です。

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強盗致傷事件現場（ＭＧＭ出水店）場所の地図