葛飾区鎌倉で庭に乳児埋める死体遺棄事件-成田裕美ら逮捕

■2014/7/23　11：27 最終更新■

東京都葛飾区鎌倉３丁目にある自宅の裏庭に乳児の遺体を埋めたとして７月２２日、この家に住む親子が死体遺棄容疑で逮捕されました。

逮捕されたのは、葛飾区鎌倉３丁目に住む飲食店店員・成田裕美容疑者（２４）と母親のパート従業員・成田共子容疑者（５５）。

成田裕美＝なりた ひろみ
成田共子＝なりた きょうこ

発表によると成田裕美容疑者と成田共子容疑者は去年１月～２月ころ、葛飾区内にある自宅の裏庭に、生後間もない男の子の遺体を埋めて遺棄した疑いが持たれています。

この赤ちゃんは成田裕美容疑者の子供で、２０１２年９月ころに１人でホテルで産んだということです。遺棄するまでの約４～５ヶ月間は、遺体を自宅に隠していたといいます。

遺体は建物と塀の間の土の中に埋められており、警察が発見した時には既に白骨化していました。

警察での取り調べに対し２人は「間違いありません」などと容疑を認めており、また成田裕美容疑者は「死産だった。ホテルの風呂場で産んだ」「小学１年生の長男（６）がおり、自分が捕まると長男が困るだろうから警察に言えなかった」などといった供述もしているとのこと。

成田裕美容疑者の弟（２２）が以前から事情を知っていたといい、７月２１日に警察に相談したことで事件が発覚しました。

警視庁は事件に至った経緯や犯行動機について話を聴くとともに、子供が生まれた時の状況などについても詳しく捜査を進めていく方針です。

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死体遺棄事件現場付近（葛飾区鎌倉3）場所の地図