福岡市の舞鶴公園で少年ら6vs6で決闘-LINEで広がり100人見物

最終更新■

福岡県警中央署は7月24日、福岡市に住む少年(15)ら13人を、決闘容疑で福岡地検に書類送検したと発表しました。

発表によると、福岡県の福岡市・糸島市・粕屋郡などに住む少年ら(いずれも当時中学3年生)は、無料通話アプリ「LINE」のメッセージ機能を利用して喧嘩。「出てこいよ」「大濠でやろう」などというメッセージを交わし、決闘することを約束しました。

そして約束通り2013年11月16日午後3時過ぎころ、福岡市中央区にある舞鶴公園などに6人vs6人の合計12人が集まり、それぞれ1対1の殴り合い(決闘、タイマン)をした疑いが持たれています。

この際、1人の立会人がいたとされています。立会人の存在意義は不明ですが、審判のような役割を果たしていたのかもしれません。

その他、この決闘事件について事前にLINE等で多くの少年らへ広まり、決闘が開かれた当日に舞鶴公園には約100人の見物人が集まったといいます。

この決闘事件で12人のうち1人は小指骨折の重傷を負いましたが、11人は軽傷でした。

元々のトラブルの原因は2013年11月9日、地元の高校の体験入学に訪れた際に、少年ら同士でトラブルになったというもの。

その後、1人の少年がLINE上でその相手を見つけたことで、決闘に発展したということです。

書類送検された少年ら13人はいずれも、容疑を認めています。

決闘ってなんぞ?

毎年一定の検挙数があるものの、決闘罪はそれほど大きなニュースになることもなく、知名度は高くありません。

そのため、今回の報道を受けて「決闘容疑ってなんぞ?」というようなツイートが多数投稿され、「決闘容疑」がトレンド入りして1位になるという現象も起きています。

トレンドランキング

決闘容疑で検挙される例としては、今回のような中学生同士による決闘のほか、対立する暴走族同士による抗争(決闘)などが一般的です。

一般に決闘は、サシ(タイマン)かつ同じ条件で闘い、相手のHPを0にする相手を倒す(殺す)ことで決着するものだが、この法律で言う決闘は、人数や武器、当事者に殺人の意思があるかないかは要件上、問題にしていない。VRMMORPGでも完全決着(ry

出典:決闘罪とは (ケットウザイとは) [単語記事] – ニコニコ大百科

決闘罪の法定刑

挑んだ者と応じた者…6ヶ月以上2年以下の有期懲役
実際に決闘を行った者…2年以上5年以下の有期懲役
決闘の立会人…1ヶ月月以上1年以下の有期懲役
決闘場所を提供した者…1ヶ月以上1年以下の有期懲役

Twitterでの関連投稿

決闘現場(舞鶴公園)場所の地図

コメント掲示板

コメントが投稿されてから表示されるまでタイムラグが発生する可能性があります。なお、誹謗中傷・煽り・過激的・差別的なコメント、荒らし行為、短い内容や重複コメント、そのほか不適切と判断されたコメントなどは掲載が許可されない場合があります。

書き込む

コメント本文

Copyright© ニュース速報Japan All Rights Reserved.