北広島町の喜楽鉱業広島総合工場で有毒ガス7人搬送-硫化水素か

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・7人が負傷し、うち4人が意識不明
・原因は硫化水素とみられる有毒ガス
・事故現場は北広島町新氏神の喜楽鉱業広島総合工場

硫化水素発生事故の詳細

広島県北広島町新氏神72-2にある産業廃棄物処理施設「喜楽鉱業広島総合工場」で7月24日、有毒ガスが発生する事故が起きました。

同日午後3時ころ、現場の従業員から「複数の作業員らが倒れている」などと119番通報があったことで事故が発覚。

北広島町消防の発表によると、喜楽鉱業広島総合工場で硫化水素とみられる有毒ガスが発生し、7人が負傷・うち4人が意識不明の重体になっているということです。

現時点で、硫化水素が発生した原因は不明。

消防や救急などが現場に駆けつけ、ドクターヘリも出動し、負傷者を病院へ搬送するなど救助活動などを行っています。

このリサイクル工場は、機械で使用した油やペンキなどの油の産業廃棄物を焼却し、灰にする中間処理施設です。

事故が起きた24日は、廃油が入ったドラム缶を開けるなどの作業を行っていました。警察は、その過程で硫化水素とみられる有毒ガスが発生した可能性があるとみて、原因を調べています。

現場は中国自動車道・千代田ICから北東方向に約3kmほどの位置。

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喜楽鉱業について

喜楽鉱業の概要
会社名 喜楽鉱業株式会社
所在地 滋賀県湖南市石部口2丁目7番33号(本社)
広島県山県郡北広島町新氏神72-2(広島総合工場)
設立 昭和48年5月
Webサイト 喜楽鉱業株式会社
喜楽鉱業株式会社 広島総合工場│トップページ

有毒ガス発生現場(喜楽鉱業広島総合工場)

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    硫化水素発生 次長ら書類送検

    去年7月、北広島町の産業廃棄物の処理施設で硫化水素が発生し、従業員4人が一時意識不明となった事故で、
    警察は施設で処理できない液体を誤って処理しようとした結果、硫化水素が発生した疑いが強まったとして、
    経営する会社の次長ら6人を業務上過失傷害の疑いで書類送検しました。

    業務上過失傷害の疑いで書類送検されたのは、北広島町の産業廃棄物の処理施設「喜楽鉱業広島総合工場」を経営する、
    滋賀県湖南市にある「喜楽鉱業」の47歳の次長や34歳の工場長ら6人です。

    去年7月、この処理施設で硫化水素が発生し、従業員4人が一時、意識不明になるなど7人が病院に搬送されました。
    警察によりますと、次長がこの施設で処理できない硫化化合物を含んだ強アルカリ性の液体と、強酸性の液体を誤って施設に送り、
    工場長らも気づかずに処理しようとした結果、硫化水素が発生したということです。
    調べに対しいずれも容疑を認めているということです。

    また、労働基準監督署は救助にあたった作業員に、酸素マスクなどをつけさせなかったといった労働安全衛生法違反の疑いで、
    喜楽鉱業と工場長ら2人を書類送検しました。

    書類送検について喜楽鉱業は「大きな事故を起こしおわび申し上げます。
    今後、再発防止と安全確保の対策を取っていきます」とコメントしています。

    http://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20150310/3068962.html

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