浦和駅でダンボール爆弾が爆発する爆破事件

■2014/7/29　23：31 最終更新■

埼玉県さいたま市浦和区高砂１丁目にある京浜東北線・浦和駅で７月２９日、ダンボール爆弾が爆発する事件が起きました。

同日午後６時ころ、「JR浦和駅の構内で煙が出ている」などと119番通報があったことで事件が発覚。

この事件で、浦和駅構内には爆発したダンボールの破片や消火活動に使われた消火器の粉などが飛び散っている状況。

電車が遅延するなど列車の運行には影響がないとみられていますが、浦和駅構内の爆発現場周辺には規制線が張られるとともに、警察や消防などが大量に駆けつけ騒然としています。

爆発してダンボール等が一時燃えたものの、駅員らによる消火活動で既に火は消えています。しかし、浦和駅構内は白い煙が充満し、焦げ臭いにおいなどが漂っている模様。

現時点で、このダンボール爆弾を爆発させた犯人が逮捕されたとの情報はなく、今も逃走中とみられます。

なお、負傷者の有無・爆発物の種類など詳細は不明です。
（追記：ケガ人はいない模様）

この爆破事件に関して詳細な情報が入り次第、随時更新していきます。

追記①-ダンボールに火薬つめ放火か

上記の段ボールが燃えている写真画像から、ダンボール爆弾は爆発する前に、外側の段ボールが一定時間燃えていたものと推測されます。

そのため犯人は、段ボールの中に火薬・爆薬のようなものを詰め込んだ上で、外側の段ボール部分に火をつけて立ち去った可能性があります。

19:15時点で、犯人が捕まったとの情報は未だありません。

当初は、時限爆弾や遠隔操作による爆発など、高度な爆弾を使用した小さなテロ行為の可能性も心配されましたが、手口は比較的簡易なものとみられます。

追記②-ダンボールが燃えただけとの情報も

今回のダンボール爆弾爆発事件疑惑について、段ボールが燃えただけとの情報も。

ＪＲ浦和駅で段ボール燃える けが人なし-朝日新聞

埼玉県警によると、構内に置かれた段ボールが燃えたとみられ、駅員らによってすぐに消し止められたという。

出典：ＪＲ浦和駅で段ボール燃える　けが人なし：朝日新聞デジタル

JR浦和駅の連絡通路で段ボールが発火 一時煙が充満もけが人なし-FNNニュース

消防などによると、29日午後6時ごろ、埼玉県のJR浦和駅の連絡通路で、段ボールから火が出て、一時煙が充満したという情報があった。

出典：www.fnn-news.com: JR浦和駅の連絡通路…

段ボールが四方八方に飛び散っているのは、駅員が燃えた段ボールを消化させた際、消火器を噴射する勢いで飛び散ったもので、爆発により飛び散ったものではない可能性があります。

一方で、中には爆発音が聞こえたという情報も複数確認されておりますので、引き続き新しい情報が入り次第、随時更新していきます。

追記③-爆発なし、不審な若い男が逃走中

埼玉県警浦和署の発表によると、JR浦和駅での爆発事件騒動は、段ボールへの放火事件だったとのこと。爆発はなかったとみられています。

目撃者などの話から、不審な男が自分で持ってきた段ボールにライターで火を放ち、改札口の方に向かって逃げていったことが明らかになりました。

この男の特徴は、年齢20代～30代くらい・身長約170cm・薄い黄色の帽子・Ｔシャツ・白い半ズボンを着用していたとのこと。

浦和署は放火事件として、浦和駅構内や周辺に設置された防犯カメラの映像解析を行うなど、逃げた男の行方を追っています。

Twitterに投稿された爆発現場の画像まとめ

爆破事件現場（JR浦和駅）場所の地図