高知市などで避難勧告-鏡川は氾濫寸前、洪水や土砂災害に警戒

■2014/8/3　13：27 最終更新■

台風12号の影響で、高知県や徳島県を中心に四国地方で猛烈な雨が降り続いています。この影響で高知市は、市内全域の約34万人を対象に避難勧告を出しています。

またJRでは８月３日、高知県内の全線で終日、運転を見合わせると発表しました。

四国地方では現在大気の状態が非常に不安定となっており、この状態は翌８月４日にかけて続くとみられ、非常に激しい雨が降り続く恐れも。

高知市内では８月３日朝から至るところで冠水が起きており、地下道では車が水没しているところもあります。高知県内では、24時間降水量が観測史上最大となっているところも。

なお、鏡川や仁淀川・物部川・吉野川などは氾濫寸前の状態です。四万十川にはまだ比較的余裕がある模様。

また気象庁の発表によると、高知県の香美市付近・本山町付近・大豊町付近などでは、レーダーによる解析で１時間に約120ミリの雨が降ったとみられています。

土砂災害や川の氾濫、低い土地への浸水などに警戒するほか、強風や高波・落雷・竜巻などにも注意が必要です。

徳島では土砂崩れで小中学生らが孤立

８月３日午前７時半ころ、徳島県阿南市では、土砂崩れにより小中学生ら７４人が一時孤立するなどしました。

海上保安部が巡視艇を出動させるなどして、岸壁から救助。既に、孤立状態はほぼ解消されているとのこと。

西日本あすにかけて大雨 土砂災害に厳重警戒-ANN

2014/8/3 13:00頃にANNnewsCHがYoutubeにアップロードした動画

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避難勧告などの情報

猛烈な雨が降っている高知市の地図