府中市で暴走車が連続当て逃げひき逃げ事故-京王線府中駅近く

■2014/8/8　17：45 最終更新■

速報情報 – 随時更新

・斉藤竜次容疑者(25)を過失運転致傷容疑で逮捕
・逃走した車の所有者は、府中市内に住む25歳の男性と判明
・歩行者の女性(48)が転倒し、左膝をすりむくなどの軽傷

【8/8速報-犯人逮捕】
警視庁は、逃走した車を運転していた男を逮捕したと発表しました。逮捕されたのは、府中市内に住む自称設備工・斉藤竜次容疑者（２５）。

発表によると斉藤竜次容疑者は８月７日夜、警視庁府中署に自ら出頭してきたということです。

斉藤竜次容疑者は交差点で車２台と接触する前、府中署長の公用車にも接触していたとのこと。

警察での取り調べに対し斉藤竜次容疑者は「怖くなって逃げた」などと話し、容疑を認めています。

府中署では、事件に至った経緯や逃げた動機など、さらに詳しく調べを進めていく方針です。

暴走車当て逃げ・ひき逃げ事件の詳細

東京都府中市寿町で８月７日、暴走車が相次いで乗用車や自転車に衝突、また歩行者をはねるなど、連続当て逃げ・ひき逃げ事故（事件）が起きました。

同日午前７時４０分ころ、乗用車に乗った男性から「別の乗用車に当て逃げされた」などと通報があり、事件が発覚。

発表によると暴走車は、府中市寿町の交差点で乗用車に接触事故を起こした後、すぐに逃走。さらに近くの交差点で、歩行者や自転車をはねたうえ歩道に乗り上げ、再び逃走しました。

この事故で、はねられた女性（４８）が足に軽いケガを負っていますが、死者や重傷者はいないとのこと。

その後、警察が暴走車を捜索していたところ、逃走した乗用車は現場から約1.5kmほどの地点の府中市内で発見されたとのことですが、そこに運転手の姿はありませんでした。

最近、危険ドラッグ（旧・脱法ハーブなど）による事故や暴走車などが全国的に相次いで発生しており、今回の事故も危険ドラッグなど何らかの影響を受けた人物が運転していた可能性が考えられます。

事件が起きた現場には規制線が張られ、大量の警察官が駆けつけ現場検証が行われているほか、報道陣が駆けつけるなど騒然としています。

警視庁は道交法違反容疑（ひき逃げ）として、この車の所有者の人物の行方を探すとともに、現場検証を行うなど捜査を進めています。

現場は、京王線・府中駅から北方向に約４００ｍほどの位置。

事件現場や暴走車の写真画像など

被害に遭った女性の話
「私は自転車を止めようとしていて、自転車を持ってたら、車がいきなり突っ込んできたので、すぐ逃げました」

Twitterでの関連投稿

事故現場付近（京王線・府中駅）場所の地図