まんだらけが万引き犯に激おこ-画像写真晒し脅迫と話題

漫画専門の人気古書店「まんだらけ」が、店で販売していた25万円相当のおもちゃを万引きした犯人に対して、「返しに来ないと顔写真のモザイクを外して公開します」と警告している問題が話題となっています。

まんだらけのWebサイトには、万引き犯の顔にモザイクがかけられた状態で、写真が大々的に公開されています(詳細は下記)

万引きをされた店舗(企業)がこのような対応をするのは異例ですが、まんだらけとしては25万円相当という高価な商品が盗まれたということから、激怒し今回のような対応をとったとみられています。

「万引き」は、昔から全国のどこの店でも悩まされているものであり、まんだらけでも普段から万引きがあったのかもしれません。その中、25万円相当という高価なものが盗まれ、堪忍袋の緒が切れたという可能性も考えられます。

しかし、まんだらけの行為は法律的にはNGなのではないかとの指摘も。

足立敬太弁護士は、以下のように話しています。

「『(盗品を返さなければ)窃盗犯としてモザイクを外して顔写真を晒す』と警告する行為は、人の名誉に対して害を加える告知をしているといえるので、店側が脅迫罪(222条1項)として処罰される可能性があります。ただちに止めるべきです」

「店として行うべきことは、警察に被害届を出した上で、証拠であるこの画像データも提出することです。画像データが鮮明で犯行の瞬間を捉えていることを警察が確認できれば、犯人の情報提供を求めて公開捜査に踏み切ることも期待できます」

出典:「盗品を返さなかったら顔写真を公開する」 まんだらけの「警告」は問題ないのか?|弁護士ドットコムトピックス

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まんだらけの行為は脅迫?ネット上の声

ネット上ではまんだらけの行為に関して賛否両論で、「どんどん晒せ。これくらいしないと万引きは減らん」「1週間も猶予をやる必要はない」などという意見がある一方、「こんなことする企業だとは思わなかった」などと軽蔑の声も。

元はといえば万引き犯が悪いわけですが、犯罪に犯罪で対抗してはダメ、特にこっちは企業なんだからそこは一線を引こう、というような意見が多数見られました。

実際にまんだらけが脅迫罪で警察に摘発されることはないでしょうが、今後のまんだらけ、および万引き犯の対応に注目したいところ。

関連する犯罪の法定刑

窃盗罪…10年以下の懲役または50万円以下の罰金
脅迫罪…2年以下の懲役または30万円以下の罰金

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まんだらけが公開している万引き犯の画像写真など

まんだらけが警告した内容は、以下のとおり。

警告
8月4日17時頃
まんだらけ中野店4F変やで
25万円の野村トーイ製
鉄人28号 No.3 ゼンマイ歩行
を盗んだ犯人へ

野村トーイ製 鉄人28号 No.3の画像

1週間(8月12日)以内に
返しに来ない場合は
顔写真のモザイクを外して
公開します

万引き犯の画像

出典:警告 8月4日17時頃 まんだらけ中野店4F変やで25万円の野村トーイ製 鉄人28号 No.3 ゼンマイ歩行を盗んだ犯人へ

まんだらけが万引き犯に警告した内容

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  1. どっちもどっち

    どうでもいいけど、そもそもそんな商品が25万円もするっていうのが理解不能。万引き犯も万引き犯だけどまんだらけもまんだらけっしょ。

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